「祭り」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

私の住まいのあたりでも秋が終わり、冬が訪れようとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

秋には、山では木々が鮮やかに色づき、里では多くの作物が実り、いろいろなところで多くの祭りが開催されます。まあ私はどれにも行っていないんですが、その「祭り」は、用字用例辞典では送り仮名ありで表記するルールです。

 

例)近くの神社で秋祭りが行われていた。

 

ただ、「○○(←地名など)もみじまつり」のように、表記ルールとは異なるものでもイベント名となっているものは、固有名詞同様に主催者が用いている表記を使うべきであるとは思います。そして、実際にイベントでは「祭」「まつり」の表記になっていることは非常に多いので、出てきた際には必ず確認が必要です。

 

また、そのほかにこれで注意しておきたいのは、「後の祭り」のときです。用字用例辞典のルールどおりの表記であるんですが、「祭り」を覚えていてもなぜかこのときは送り仮名を省略して書いてしまいそうになります。

言葉自体は簡単なんですけれども、ちょっと注意が必要です。

 

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さて、また繁忙期が近づいてまいりました。

毎度のことですが、途中記事のストックが切れて更新が途絶えたときは、そのうち更新できるようになったら再開しますので、気長にお待ちいただければと思います。

今回こそは途絶えないようにしたいですが……。

よろしくお願いいたします。