きのう、「鑑」を「カガミ」と読む場合は平仮名表記である旨記載しましたが、「鑑」を漢字表記する場合があります。それが表題の「鑑み」、読みは「カンガみ」です。
余り口語では用いないためそんなに身近な言葉ではないかと思いますけれども、おかたい会議では非常によく出てきます。
例)実情をよく鑑みて決定すべきだ。
正確に書くと「鑑みる」という動詞で、もともとの読みは「カガみる」と「ン」の音はなかったのですが、現在では「ン」を入れて発音するようになっています。やはり言葉は生き物で、どんどん変化していっているんですね。このブログで「日本語として間違っている」と記載しているものでも、そのうち普通に辞書に載るようになるものもあるのかもしれません。