前の記事で「たえる
」について触れたので、ついでに。
今までですと同じ漢字で読みが異なるときは一方が漢字表記でもう一方が平仮名表記のことが多かったのですが、これは双方平仮名表記となります。ちなみに、漢字で書くとするとどちらも「堪える」です。
例)年をとって寒さが体にこたえるようになってきた。
このようなことになってしまい、遺憾にたえません。
※「遺憾にたえません」は、日常的に余り使わない言い回しだと思いますが、「残念でならない」という意味です。
シンプルに、「「堪」の字は動詞の場合は平仮名表記」と覚えておけばよいかと思います。
なお、「堪忍」など熟語の場合は漢字表記になります。