心が重たいとき


朝起きて、希望が見えない時


体に痛みがある時


放っておくと


私の世界は

問題でいっぱいになる。


だけど、どんなに

私がつらい思いをしようと

緑は芽吹き

やがて花が咲き

葉を落として…


また季節が巡る。






もしかしたら

私に起こるすべてのことも

それと同じなのかもしれない。


人と出会い別れ

知らなかったことを知り

新しい場所に行く。


悲しい

つらい

嬉しい

楽しいは

ただの付属品で

必ずしもセットではないのかも。


自分の思い通りに動かしていると

思うから

失敗して落胆したり

自分を責めたりする。


もし動かされているのなら

何をしても

何が起こっても

自分の責任じゃない。


と書くと

責任がないなんて!

と謎の正義感が騒ぐけど。


わたしたち

人形のように生きれば

楽なのかもしれない。


騒ぎ喚いて

現実をめちゃくちゃにするのは

人形になるのが嫌だから。




みんな

認められて

褒められて

ご褒美が欲しいのです。




でもそれを捨てた時

人形はご褒美の世界で生きていることを

思い出すのかもしれない。


それがプライドを捨てるってことなのかも。



たお