あんしん子育てコーチ

川井道子(かわい みちこ)

 

1959年、長崎県対馬生まれ。

1歳前に北九州市門司に移ったため

島の記憶(と思っているの)は

「透き通った海の色」だけ。

その後も税関職員の父親の転勤で引越を重ね、

幼稚園、小学校、中学校で転校を体験。

7歳より神戸に住まう。

 

コピーライター&ライター歴ほぼ40年。

広告や暮らしに根ざした執筆を続けながら

3人の子育てに追われるも、

長女ペコの強烈なダダに振り回され、

毎日イライラ怒り、時に手を挙げるような

いっぱいいっぱいの日々を過ごす。

子どもを可愛いと思えず母親失格と自らを責め、

負のスパイラルに陥っていたが、

子育てコーチングと出会ったことで、

少しずつ子育てが楽になり

自分のことも受け入れられるようになる。

そして、子育てに役立つこのスキルを

一人でも多くのお母さんに伝えたいと思い、

コーチ養成プログラムを受講。

2004年、子育てコーチとなる。

 

しかし、コーチングを学び始めた頃、

待望の赤ちゃんを授かったと喜んでいた友人が、

2年も経たずに育児ノイローゼとなり

自ら命を絶つという現実に直面。

そのお葬式でご主人が挨拶した

「彼女は、頑張って、頑張って、頑張って、

そして逝ってしまいました」

という言葉がいまも忘れらず、

「頑張りすぎているお母さんが、

肩の力を抜いて、安心して子育てできるように」

「いい子、いい母ではなく、

幸せな子どもとお母さんを増やせるように」

との思いで、パーソナルコーチングや

心理セラピー、連続講座「タオ塾」、

講演、執筆などを全国で展開している。

 

2011年にはビリーフ変容に特化した

心理セラピー「ビリーフチェンジセラピー」を学び、

深い心理面から根本解決するアプローチも加え、

潜在意識と顕在意識の両面から

あんしん子育てをサポートをしている。

 

また2012年には米国発祥の

パーソノロジー(人相科学)を基にした

「仮面心理学」と出会い、資格を取得。

顔のパーツから、その人が生まれ持った

思考や感情の傾向を読み解くことで、

自身を知り、相手を知り、その違いを知る。

現在、全国に5名の仮面心理学協会

マスターインストラクターとして、

より深いコミュニケーションを生み出す、

唯一無二のスキルを伝えている。

 

著書は、共著や海外版を含め、

計16冊、10万部を出版。

なかでも2005年、学陽書房から出版された

『今日から怒らないママになれる本!』は

2010年のAmazon年間ランキング

子育て部門で第1位を獲得。

現在も増刷を続けるロングセラーとなっている。

 

 

*おまけ*

通称の「タオ」は道子の「道」の中国語読み。

父親が大正14年大連生まれ天津育ちで

一緒に縁の地を旅したこともあり、

また道教(タオイズム)にも惹かれて

オフィス名をタオとしたのが始まり。

自称なんちゃってタオイスト。

きっと前世はシルクロード在住(笑)

 

 

*おまけのおまけ*

この写真は、いま20歳のペコが撮ってくれたもの。

ダダ全盛の頃は、こんなふうに穏やかに

笑いあえる日が来るなんて想像もできなかった。

 

いま子育てが辛いお母さんも、

きっと、大丈夫。

子育ても、人生も、

いつからだって変えられるから。