続き
2018年6月末、ずっと待っていた脊髄係留を受けることができました。
奏ちゃんとも再会。
意識も呼吸もしっかりしていたので、ICUに入らず一般病棟に戻れました。
麻酔科の先生にも、
「よくここまで大きくなったね」
と褒めてもらいました。
病院は違うけど、初めての手術は体重が500gくらいだった。
あの時、麻酔科の先生は麻酔を使うのが大変だったと思う。
今は麻酔もある程度安心して受けられる体になった。
術後、まだうとうとしている奏ちゃんに、
「がんばったね。えらかったね。」と言ったら
うんうん頷いていた。
その後、すやすやと寝てしまった。
寝れるということは順調らしい。
今回は脊髄の中の糸みたいなモノの先っぽが本来は離れていないといけないのに
くっついていて、それを切り離す手術。
成長した時に、その糸が引っ張ってしまい歩行に支障が出るなどの問題が起きないように。
でも、将来絶対に切らないと歩けなくなるとかは分からない、予防としての手術でした。
なので、切らなくてもよかったかもしれない。
でも、切らないと、悪くなる可能性がある。
手術を選ぶのは、悩むところだけれど、もし歩けなくなったら...と思うと手術を選びました。
結果、手術が終わってから、
「その糸みたいなモノが結構太くて、将来悪さをする可能性が高かったから、手術をしておいてよかった」
と言うようなことを医師から言われました。
手術、受けてよかった。
そして、奏ちゃんはよくがんばりました。
手術室に入れない代わりに、奏ちゃんの1番のお気に入りのクマのぬいぐるみが付き添ってくれました。
本当に強い子。
あとは尿道の手術が2回残っています。
なんで手術の話を書こうと思ったのかというと、それはまた次回...