<碑文>
旧中島飛行機発動機発祥之地
<碑文Ⅱ>
昭和六十二年十二月十日建立
◆「ロケット発祥の地」
<碑文>
ロケット発祥之地
戦後間もない昭和28年,
旧中島飛行機から
社名を変えた
富士精密工業は
東京大学生産技術研究所
(現, 文部科学省宇宙科学研究所)
の指導を受け,
ロケットの開発に着手した。
2年後の昭和30年には
ペンシルロケットの
初フライトに成功し,
これが日本の
ロケット第1号となった。
<よく見えませんが・・・。>
爾来, 約半世紀,
富士精密工業は,
プリンス自動車工業,
日産自動車,
アイ・エイチ・アイ
・エアロスペースと
変遷を重ねたが,
ロケット技術は
脈々と後進に受け継がれ,
現在の日本の主力ロケットを
生み出す原動力となった。
<なるほど、こういうコトでしたか。>
ロケット開発の拠点たる
日産自動車荻窪事業所は
平成10年5月に
群馬県富岡市へ移転したが,
跡地は再開発
されることになった。
この地の生み出した
創造的意義に鑑み,
ここに記念碑を建立し,
往時を偲びつつ,
宇宙開発のさらなる
発展を祈念するものである。
平成13年11月
<碑文Ⅱ>
旧富士精密工業株式会社
旧プリンス自動車工業株式会社
旧日産自動車株式会社
宇宙航空事業部
有志一同
平成十三年十一月建立
謹んで
祓い、鎮魂を
行わせて頂きました。