よく食べ物は、すこし寝かせてからの方がおいしいって言いますよね。
たとえば、肉や果物は腐る直前が最高とか、
お酒は、ワインはもちろん、古酒というジャンルまである。
芋・バナナは、収穫してから食べ頃になるまで、わざと窩(むろ)で寝かせる。
仕事でそれをあつかっている知り合いから教えてもらったのですが、お米も新米が採れたての9月より、12月くらいの方が、いちばん甘みが増して、おいしいそうです。
ここからが本題なのですが、皆さまは最近、新聞を読んでいて、“くどいな” と思う時が、ありませんか?
言葉を換えれば “煽りすぎじゃね?” と感じる時が。
単に、自分が老いたからなのかな。
もはや、紙の新聞を購読している者が少数派かもしれませんけれど、、、。
で、ひとつ実験をしてみました。
配達された新聞に、すぐ目を通さず、2日~1週間ほど寝かせてから、読んでみる。
そしたらーー、
ゲスで不倫なイクメンの白い粉が放送法の歯舞は放射線量に根拠あるのとか無いとか、くどいくどい。
見出しにだけ、ざっと目を通せば、紙面に向かう時間は、それまでの 1/4 で済んでしまう。
手間ヒマかけて取材した連載物・コラム以外は、TVを見ない自分にさえ、既知の光景ばかり。
もうしばらく、新聞は寝かせてから読むことを続けてみます。