7月に入りましたね
梅雨でジメジメした蒸し暑い日が続いてますが、お身体ご自愛くださいね
政治の世界を見ても、世の中を見ても誹謗中傷の嵐
そんなに人を責めて何がしたいんだろうね
アメリカの心理学者で認知的不協和理論や社会的比較理論の提唱者として知られるレオン・フェスティンガーは
「人間はついつい他人と自分を比較してしまう生き物で、自分に似ている他人を比較対象者に選ぶ」
という。
人間は、他人と自分を比べて自分が優れていると「優越感」を持ちその逆に、自分が劣っていると感じたときに「劣等感」を感じる。
劣等感は強烈なネガティブ感情だからそれを払拭したいと思う。
その払拭する方法として、悪口や誹謗中傷という形で現れる。
その悪口は、誹謗中傷は相手を貶めることができる。
相手を貶めることによって、自分の価値を高めることができ、内なる劣等感を緩和しようと言う心理が働いてしまう。
悪口や誹謗中傷する方って、結構頻繁に悪口や誹謗中傷してますよね。
ある意味「悪口依存症」でも言うべきなんですが、脳内ホルモンの一種ドーパミンが放出されることによって、一時的な快楽的なもの味わうんです。
いちど放出されると「もっともっと大きな刺激が欲しい」って求めるようになるんです。
結局、たくさんの悪口を並べる依存症になってしまうんです。
東フィンランド大学の研究によると、世間や他人対する皮肉頻度の高い人は、認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍高くなり高いと言う結果が出てます。
それはストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されるからです。
ドーパミンで快楽を得ていると同時にコルチゾールによりストレスも感じている。
また、悪口や誹謗中傷することで、周りにはネガティブな印象を植え付けてしまう。
例えば、その悪口や、誹謗中傷している相手の言っていることが正しいとすれば、悪口を言ってしまった人は、間違いなく周りから孤立すると思いません？
もしも、あなたの周りにそういう人がいたら、あなたはその人と付き合いたいと思いますか？
会うたびに悪口や誹謗中傷する人と楽しい1日を過ごせると思わないですよね。
結局、自分が吐いた言葉で、自分が1番望まない現実を作ってしまう。
なんともな結果になってしまうことがわからないのかなあと思う。
「好意の編報性」という言葉あるが、その逆の「悪意の編報性」と言う言葉もある。
良いことをすればいいことが返ってくる。その逆に悪いことをすれば悪いことが返ってくる。
そんな事は誰でもわかってるはずなのに、人間と言うのはいつまでそんな愚かなことを繰り返すのだろうか。
「人を呪わば穴二つ」
本当にそうです。
比較するのは大いに結構！
それにより自分というものが理解できるのであればね！
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