2回目のプロレス観戦はスターダム3.3後楽園ホール大会です。当初はこの大会で上谷沙弥選手を初めて観ようとしていたので、割合早めにチケットは買ってありました。沙弥様が千鳥の鬼レンチャンに出演される前です。
結果的にこの大会は中野たむ選手と上谷沙弥選手の敗者退団マッチとして注目されたので、当日は満員札止め。早めに買っといて良かった〜。席は向正面でしたけど、最前列から5列目辺りだったので、リングも近くて良い席でした。
私にとってはスターダムの大会はこれが初めて。ですが、前日のプロレスリングwaveの大会で現地観戦の予習をしていったので、心に余裕があります。もう知っているのです、プロレス現地観戦というものを…!
初のプロレス観戦は下記にまとめています↓
そんな私は後楽園ホールに着いて驚きましたよ。入り口に長蛇の列ができてる!エレベーターは結構待ちそうだし、階段で5階まで上がりました。やや失礼かもしれませんが、前日のプロレスリングwaveの時よりも明らかに人が多いです。面食らいます。
会場内も前日とは違って向正面の席が作られているし、なんかイカした音楽かかってるし、前説もなく試合始まるし…オラ、ワクワクすっぞ!
試合が始まると選手が入場してくるんですけど、会場の照明が一気に暗くなって、選手をスポットライトで照らすような演出がされるわけです。かなりshow upされたプロレスが目の前で進行していきます。女子プロレスの1番大きい団体の貫禄をまざまざと見せつけられております。
2階の立ち見席にも観客の方々がおりまして、まさに超満員。さらに2階からは、モクモクとスモークも噴射されております。スモークが会場の雰囲気や観戦にどういう効果をもたらすのかわかりません。
でもスモークを焚いてるだけで、なんか刺激的!非日常的でテンション上がります…!会場も熱気がムンムンに立ち込めておりまして、試合への没入感は前日よりも強い気がしました。演出、大事。
上谷沙弥選手を応援しにきたわけですが、第6試合に星来芽依選手がフキゲンです⭐︎選手とのハイスピード選手権試合に王者として登場。前日の大会で星来選手のとってもかっこいい動きを目にしていたので、この試合も楽しみにしてました。
この試合で、10分3本勝負っていうものを初めて目の当たりにしたんですけど、おもろ〜!3本合計で3分程度の試合時間しかないですが、お2人のスピード、ダイナミックな動き、展開の速さにとてつもない高揚感がありました。2人ともすげぇぇ〜!
素人的には長い試合=名勝負=面白いみたいな認識でしたが、そんな単純な話ではなさそうです。
続く第7試合のアーティスト・オブ・スターダム選手権試合が会場の盛り上がりがピークだったと記憶しています。これまでの流れが分かっていないところがあるのですが、察するに少しくすぶっていたレディC選手の奮闘に会場が揺り動かされたという感じなのではないかと思います。
流れが分からなくとも、あの盛り上がりも納得の試合内容でした。AZM選手の試合後のマイクを聞いていると、厳しい言葉の中にもシスターフッド的な世界観が見え隠れしていて、涙を誘うものがあります。私の涙は誘われるがままに、頬を伝っていってしまいました。
そして、いよいよ上谷沙弥選手と中野たむ選手の敗者退団マッチの時間がやってきます。改めていう必要もないですが、前日の大会ではこんなに重いピリついた空気感は微塵もありませんでした。
まず赤コーナー中野たむ選手から入場してきます。初めて観るプロレスラー中野たむ。たむ選手が眼前に現れた時、前日に初めて上谷沙弥選手を見た時と同じ衝撃が再度私を襲います。
デカい魔法の杖のようなものを持ってる…!
プリ…キュア…?
メルエムに問い詰められたウェルフィンよろしく、脳の奥底に沈んでいた遠い記憶から、この5文字のカタカナがサルベージされました。後で知ったのですが、どうも中野たむ選手には魔女っ子的なコンセプトもあるようです。違ってたらすいません。
なぜスターダムのトップ選手は棒状のものを持っているのだろうと思わないでもないですが、お2人とも入場の世界観を見事に作り上げておられて、魔法の杖も軍旗付きの槍もその世界観を体現する重要なアイテムになってます。
中野たむ選手の魔法の杖の先には、六芒星と天使の羽。COSMIC ANGELS。中野たむ選手がリーダーを務めるユニット名を象徴する装飾が施された魔法の杖。この抜かりのなさ。たまらないです。
中野たむ選手
上谷沙弥選手も続いて入場してきます。視線、姿勢、表情、動きの全てを見逃したくありません。
上谷選手は自分を良く見せるだけではなく、試合の雰囲気を作り出していく、そんな入場。中野たむ選手の入場を塗り替えるように、重たい空気を引き連れてPhenex Queen上谷沙弥がリングに立ちます。
もう胸がバクバク。2回目のプロレス観戦で、プロレスの頂上決戦を観にきてしまったのです。どちらかが退団するという結末への不安もありますが、純粋に最高のプロレスが観れるという期待と興奮がありました。
試合、すごいよ…。
詳細はスターダムのyoutubeでご覧いただければと思うのですが、すごい。途中頭をぶつけて睨み合うところがあったのですが、マジに鈍い音してます。ボーリングの球がぶつかり合うような、ゴッっていう鈍い音。場外でも激しい戦いが繰り広げられています。
場外乱闘でむちゃくちゃする沙弥様
場外乱闘、鎖による反則など上谷選手のペースで試合は進んでいきますが、中盤で見せた中野たむ選手のジャーマン・スープレックス4連発(動画上は21:05〜)。美しい…。
会場で見た時は1発目のグッと高く持ち上げたところが印象的でしたが、youtubeで試合を見返すとひときわ目を惹くのは、4発目のジャーマン・スープレックス・ホールド。
中野たむ選手の姿勢はブリッジというか、もはや∩。ジャーマン∩スープレックス∩ホールド。中野∩たむ。「中野」かつ「たむ」は、宇宙に1人・中野たむしかいない。存在証明のような、すんごい綺麗なジャーマン・スープレックス・ホールド。
もちろん上谷沙弥選手も反則攻撃だけではありません。エプロンサイドやコーナーポストからのフランケンシュタイナー。特にエプロンサイドからフランケンシュタイナーは、それなりの高さがあるリング上から2人が一瞬で場外へ消えていきました。
雪崩式フランケンシュタイナー
壮絶な戦いも、旋回式スタークラッシャーからのカミゴェ式ビッグブーツで終焉を迎えました。試合のまとめや雰囲気については、週刊プロレスに素晴らしい記事が掲載されておりますので、そちらをご覧ください。
試合後の顛末は皆さんの知るところです。わたしの2度目のプロレス観戦は、沙弥様が勝ったという安堵、2人のトップ選手が引退をかけて戦う不安、だからこそもっと凄い試合が観れるんじゃないかという期待をお土産に持たせてくれました。
プロレスはなんて複雑な感情を掻き立てるんだろう…。これが醍醐味なのかもしれません。
これからも上谷沙弥選手の応援に現地に赴きたいです。






