5.11スターダム後楽園ホール大会行ってきました。


8人タッグ、6人タッグ、10人タッグなど大人数での試合が多かったですが、どれも見どころのある試合で面白かったです。

1試合目のE nexus VとMi Vida Loca の8人タッグマッチ。
梨杏選手、惜しかったです…。
終盤に鉄アキラ選手に猛攻を仕掛けて勝利をもぎ取れるかと思いましたが、鈴季すず選手はじめMi Vida Locaの面々の連携攻撃にあってしまい、フォール負けとなりました。

また5試合目の6人タッグマッチに登場したディアナ所属の梅咲遥選手。
他団体の選手を見る機会が中々なく初めて見る梅咲選手、動きがすごい良かったです。
短い出場時間ながらもダイナミックな技をいくつも繰り出してカッコよかった…!フェイスクラッシャーだったかと思うのですが、ジャンプしてからの対空時間の長さ、とっても素敵でした。


大人数での試合だけでなく、この日の大会はシングルマッチも3つ行われました。
その中でも朱里選手と上谷沙弥選手という2人のチャンピオンが、若手を挑戦を受けた2試合。
いい試合でした…。

第4試合 朱里選手 vs  さくらあや選手
この試合はファイトスタイルが打撃と関節中心という似たもの同士ということもあって、派手さはありませんでしたが、激しい内容…。
お互いのキックが何発も飛び交う試合で、バスン!ドスン!と重く、鈍い音が会場に何度も響きました…。
瞬く間にさくら選手にダメージが蓄積されていき、限界が近づいていることが手に取るようにわかります。
一方の朱里選手は終盤になってもさくら選手のキックを全て受けきる余裕があります。
最後は朱里選手の厳しい関節技でさくらあや選手のギブアップ負け。
つ、強すぎます…。
「モノが違う女」という二つ名は伊達じゃありません。




そしてメインイベント。
第7試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合
王者 上谷沙弥選手 vs  挑戦者 玖麗さやか選手

上谷選手にとっては、3度目の防衛戦。
玖麗選手にとっては、シンデレラトーナメント優勝者に与えられる権利を行使しての初挑戦。
玖麗さやか選手は新しい水色のコスチュームでした。セーラー服をモチーフにしたような後ろ襟を長く取ったスタイルは健在です。


試合は大方の予想通り上谷沙弥選手のペース…というよりも中盤までは一方的な展開で、チャンピオンが自身の強さを玖麗さやか選手の身体に刻み込むような戦いぶりです。

上谷沙弥選手の猛攻の末、玖麗さやか選手は唇から出血しながらも、ようやくスリーパーホールドでの反撃。
これは見応えがありました…!
必死にチャンピオンに喰らいつく姿に、私を含め観客全員が力みながら前のめりになり、行け!もっとやれ!逃すな!と玖麗選手を後押ししているような会場の雰囲気でした。

また私のなかではエルボーの応酬の中で、ようやく玖麗さやか選手の重い1発が入った時、上谷沙弥選手が満面の笑みだったのが1番印象的でした。
いいエルボーを打てるじゃないかと褒め称えているようでもあり…
玖麗選手の本気をようやく感じられて喜んでいるようでもあり…
闘いを楽しむ圧倒的強者がそこにはいました。

玖麗選手はときめきカッター、ときめきスピアー、バイオレット・シューティング、ときめきファルコン・アローと持てる技を全て出し切ります。
中でもときめきスピアーは何度か上谷沙弥選手の土手っ腹に見事にぶっ刺さっていました。
沙弥様はそれを喰らうたびに、ときめきとは程遠いオゥヴッ!というような呻き声をあげており、威力の高さを物語ります。

試合は玖麗さやか選手の技を全て受け切った上谷沙弥選手の旋回式スター・クラッシャーでフィニッシュ。

試合後に上谷沙弥選手が玖麗さやか選手に送った「誰かの代わりになんてなろうとしなくていい」という言葉。
なんとあたたかい…。
これは観戦する我々にも投げかけられたように感じました。
玖麗さやか選手を、他の誰でもない1人のプロレスラーとして応援する。
あの激闘を経た上谷沙弥選手にしか言えない至言です。

玖麗選手が最後に言い放った言葉通り、このベルトをかけたタイトルマッチに彼女が戻ってきた時、どんな闘いを見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。
それまで、玖麗さやか選手が見せてくれるであろう、プロレスラー玖麗さやかにしかできない闘いを見守りましょう。

上谷沙弥選手の強さ・優しさの中で、玖麗さやか選手の成長・期待を見出すことができた素晴らしい試合でございました。
沙弥様と試合した選手、全員好きになっちゃいますね…。

朱里選手と上谷沙弥選手が若手を退けた2試合。
壁として立ちはだかる者たちの強さが際立つだけでは終わらない、観る者を熱くする試合でした。
さくらあや選手と玖麗さやか選手が王者に立ち向かう姿、最高にカッコよかったです…


ピカーっとしている沙弥様