先輩の再建手術の日が近づいてきました
ここからは私が認識している範囲内での話です

乳房再建の術式は大まかに2つに分けられます
ひとつはインプラントやエキスパンダーを入れる人工手術
もうひとつは自家組織を移植する皮弁法
先輩は乳がんの診断を受けて以降これまで治療について以下の選択を迫られてきました
《乳がん切除術》
全摘か温存か
《切除術後》
再建するかしないか
《再建のタイミング》
1次(同時)再建か2次再建か
《再建の術式》
人工法か皮弁法か
全摘か温存で迷っている段階で話を聞きに行った形成外科の診察でドクター【形成のチャラ男】からこう言われたそうです
・そんなの絶対全摘っしょ~、
・あなたがもし僕の娘だったら絶対に全摘をすすめるに決まってる(先輩より一回りは年下の分際でこの上から目線のセリフ
)
・僕なら美しく再建することができるよん
それに今は保険でできるからね~
・自家組織を移植するならお腹回りの皮膚を使うからウエストもスッキリして一石二鳥
・何よりも命が大事だよん
これまた軽~くチャラ~いノリだったそうです
それで神妙な顔で診察室を出ると、側で聞いていた形成外科のまともなナースに
『先生あんな風におっしゃってましたけどそんな簡単な単純なものではないですよ
何よりも長期間の痛みを伴いますし大がかりな手術です
早急に結論を出さずよく考えて決めてくださいね』
と言われ悩みに悩んでその過程を私も見ていましたが最終的には全摘⇒自家移植の2次再建に決められました
乳腺主治医の先生は全摘か温存かどっちがいいとはハッキリ言わなかったけれど
先輩が『全摘にします‼』と決めた時
よかった、安心しました
と言っていたそうで先輩の決断を尊重してくれました
一方で自家移植の再建手術の内容ですが
~腹部40センチ、右胸15センチの10時間の難しい手術で、命がけな感じ。改めて、なんで乳がんに、、しかもなんで少し切って安心できる温存ができる状態じゃなかったんだろうと思ったりします~(先輩の言葉より)とのこと
なお執刀医は形成外科のお偉いさんだそうで先輩によると信頼できる優しい先生
ただ【形成のチャラ男】がオペにヘルプで入るらしくかなり不安そうでした
執刀の先生がとても優しいからちゃんと【チャラ男】を管理できるかという点で
このゴールデンウィーク
年末年始に続いて今年2度目の帰省を先輩はしました
身体に大きな傷が入る前に、手術で何があるかもわからないので、生きてるうちに、実家の家族に会っておこうと思ったそうです
そして私の放射線治療が終わって数日後お戻りになりました
今はただ
先輩の手術が無事に終わること
再建で綺麗な仕上がりになること
傷の痛みが最小限でおさまること
【形成のチャラ男】がキチンと仕事すること
それらに加えて先輩の術前の不安が少しでも払拭することをわが子と一緒になむなむ
と祈るのみです
神様ひとつよろしく頼むよ