セコムさん、ごめんなさい…
夜遅くに会社に帰ってきて、カギを開けたら警報がなってしまいました。
セキュリティー解除し忘れました。
そしたらね、すぐに飛んで来てくれるんですよ。
本当にごめんなさい～
ドキドキしながら記事を書いています。
犯罪が増えると予測したセコムの創業者
さて、セコムの創業者は飯田亮さんです。
今から５０年以上前の創業ですが、当時の日本は安全大国、みんなから「ニーズはない」と言われました。
ところが、今、様々な場面で安全が揺らいでいますよね？
「安心安全を売る会社」
防犯から食まで、安心安全を軸に事業を展開しています。
すごいですね～。
当時、この国が安心安全を金で買うことを予測したんだから。
タイムマシンを持っているなら、それを売ってって思いますよ（笑）
このステッカーが売れるらしい
さて、経営は未来を予測し、その時に自社が必要とされるように今から準備を重ねることが大切ですが、未来なんてどうなるか分かりませんよね？細かいところまでは。
でも、大きな流れで感じることはできると思います。
僕は１９９１年に大学で環境問題を学びましたが、当時の日本人には環境意識はまったく定着していませんでした。
健康問題だって、その頃って街のどこでもタバコが吸えたけど、今はそうじゃない。
大きな進歩ですが、それは、人間が普遍的に持っている、いつの時代も変わらない本質的な願望によるものだと僕は見ています。
安全な環境で暮らしたい
健康でいたい
美味しいものが食べたい
自由になりたい
キレイになりたい…
ひとことで言えば、「幸せになりたい」ということ。
何を幸せと感じるか？欲求の進化に合わせた経営
でもね、アメリカで１９５６年に行われた幸福度調査で「幸福」と答えた人は３０％でしたが、その割合は今でも変わっていません。
全然ハッピーになってないじゃん（爆）
でも進歩はしている。
情報もモノもどこにいてもすぐに手に入るし、黒人が大統領になったし、女性のエグゼクティブは過去最多です。
モノが満たされれば、権利が獲得されれば、ハッピーになれると思ったらそうじゃなかった。高級な時計を身につければ尊敬されると思ったら、そうじゃかなった。
なんとなく見えてきますよね、欲求の進化が。
時間をかけて、精神的に成熟した欲求に進化しているのが。
安全に暮らしたい→社会と関わりたい→尊敬されたい→自分らしさを発揮したい→人に喜ばれる存在になりたい
最終系は、全員出家か？（笑）
今売れている商品・サービスはいつか必ず売れなくなる日が来ます。
「今、自社のサービスはどの欲求を満たしているか？」
それを把握して、その先の欲求に応えられるように、今売っている商品・サービスの進化系を育てることが大切だと思います。
では、また明日！