【OSHO講話】聞くことのアート | TaoistJapanブログ

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聞くことのアート

 「 私たちのマインドは、あらゆる類の思考によって、あらゆる方向から攻撃されている。それらから守るため、それぞれのマインドは緩衝器としての微妙な壁を作りだした。それによって思考が引き返し、あなたのマインドに入り込めないようにするために。それは基本的には良いことだが、その後、これらの緩衝器は徐々に大きくなり、今や何が入って来ることも許そうとしない。あなたが、ある何かが入って来るのを欲している場合でさえ、もはや緩衝器をコントロールすることはできない。そしてそれを壊すただひとつの方法は、あなた自身の思考を壊すのと同じ方法しかない。 
 ただ、自分の思考の観照者になりなさい。そしてあなたの思考が消え始めるにつれ、思考から守るための緩衝器の必要もなくなる。それらの緩衝器は崩れ落ち始める。これは観念上の現象だ。だから、あなたはそれを見ることはできない。しかしそれらの影響は存在している。 
 いかに瞑想するかを知る者だけが、いかに聞くかを知っている。逆もまた然りだ。いかに聞くかを知る者は、いかに瞑想するかを知っている。なぜなら、それらは同じことだからだ」。

瞑想法: 木の傍らや、ベッドの上など、どこでもいいから座りなさい。そして、行き交う音を、ただ聞こうとしてごらん。強烈に、全一に聞きなさい。この音は良いとか悪いとか、判断したりせずに。

 「あなたの思考は落ち、それとともに緩衝器も落ちる。すると突然、あなたを沈黙と平和に導くすき間(ギャップ)が開く。 
 何世紀もの間、これはすべてのひとにとって、自分自身の実在と存在の神秘に近づくための、ただひとつの方法だった。そしてそれに近づくにつれ、あなたはより冷静に、より幸福に感じ始める。あなたは成就と満足と至福を感じ始める。あなたがあまりにも至福でいっぱいになり、世界全体と分かち合える瞬間がやって来る。そしてそれでもなお、あなたの至福は同じままだ。あなたは与え続けることができるが、それは決して枯渇することがない。 
 あなたはここで、まずメソッドを学ぶことができる。そしたら、いつでもどこでも可能な時に、あなたはそれを用いなければならない。そしてあなたにはとてもたくさんの時間がある――バスの中で立っている時、電車の中で座っている時、ベッドに横になっている時......」。 
 

Osho: The Osho Upanishad





聞くことのアート | OSHO – Transform Yourself through the Science of Meditation

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