サンクチュアリリトリート(以前のアナンガランガリトリート)でも話題に登っていた“愛のヨガ”です。
色っぽい本かと思いきや、なんと第三章は“性について子どもに語る”です。
その中に「ほとんどの親たちは、自分たちがまともな性教育を受けていないのだから、性衝動とたたかっている子どもを助けてやれなくても不思議はない。」と書いてあります。
そして、第二章“子どもの性的発達”の中には、
“子どもたちが良い夫や妻になるように援助したいと願っている親たちに役に立つ15ヵ条のルールを述べておきたい”と、以下の15項目が記されています。
1 子どもをしつけるまえに、まず自分をしつけること。
2 けっして口論しないこと。子どもの前ではけっして怒りを爆発させないこと。子どものしつけについては、つねに一致していること。
3 どの子どもにも、平等に優しく、愛してやりなさい。ただし、甘やかさないこと。(ひとりっ子は、特に!)
4 気まぐれで、予測不可能であってはいけない。一貫していて、公正であれ。
5 愛情のこもった、公正で、疑問の予知のない言いかたをすることを通じて、4歳になるまえに、子どもに親の権威を認めさせるようにしなさい。
6 あなたがおしえたこと、禁止したことのすべてを子どもが理解しているようにしなさい。そうすれば反抗的態度をふせぐだけでなく、子どもの洞察力や理解力をふやすことにもなる。
7 けっして子どもをたたかないこと。いかなる暴力も、子どもを動かす手段にしないこと。
8 子どもにうそをつくなーーー特に、性についての質問に答えるときに。
9 けっして子どもをこわがらせないこと。
10 けっして子どもをからかわないこと。自尊心を傷つけず、尊重すること。
11 段階的に、子どもに小さな自己否定の機会を与え、人生の困難に出会うための準備をさせること。
12 子どもの才能をできるだけ早く見つけだし、遊びを通じてそれを伸ばしてやること。これは、将来、職業につく準備になるはずだ。
13 赤ん坊のときから、五感を育ててやること。つまり、自然と芸術の喜びをおしえてやりなさい。
14 子どもが自分の経験を通じて、責任のともなった自信を持っているようにしてやりなさい。子どもの行動の結果がどうなるのかについて、ふつうの場合は干渉しないこと。
15 子どもが成長するにつれて、権威としての役割から、友人や助言者としての役割に移行すること。
このようにして育てられた子どもは、後年のための持参金を与えられたようなものだ。それは奪いとられることがないーーーあたたかい子ども時代の思い出を持つことになり、将来の幸せな結婚のための土台としてこれ以上のものはない。
ここに記されていることが、全て本当かどうかはわかりませんし、子どものために何ができるのかもその家庭によって異なるのかもしれません。
わたしのからだ、だいすき。リナのぼうけんが発売されています。大人が子どものためにできることの一助となりますように。
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