みなさん、コーチングってご存知ですか?
私がクライアントさんに用いる
技法のひとつにコーチングがあります。
コーチングとは、
コミュニケーションスキルの一つです。
コーチという言葉は
本来 「馬車」の意味なのですが、
そこから派生して、
「大切な人や物を目的地まで
送り届ける意味」になったそうです。
(そういえば、同名のブランドのロゴも、
たしか馬車の絵でしたね。)
つまりコーチングとは、
クライアントさんが目的地に到達する
(目標を達成する)よう、
お手伝いをしてゆく仕事です。
コーチングが、
・カウンセリング
・ティーチング
・コンサルティング
など、
他のコミュニケーションスキルと
どう違うのかをひと言で表すのは
とても難しいのですが、
クライアントさんに答えを
「教える・与える」というよりも、
クライアントさんの中にある
答えを 『引き出す』
という事に、
とても特化した技法に思います。
クライアントさんから
相談/質問を受けた際に、
答えを教えたり、与えたりするのではなく、
答えを引き出すための
「効果的な質問」を折り返すことで、
クライアントさん自身に考えてもらいます。
効果的な質問に答えようとするプロセスが、
クライアントさんの中に気づきが生み、
クライアントさんだけでは思いつかなかった
ひらめき・答え・解決策とつながっていきます。
そして、生まれた気づきをもとに、
クライアントさん自身が問題の解決を図り、
目的達成に向けての推進力を加速させるのが、
コーチングの醍醐味だと思います。
良い問いかけは、良い答えを引き出す。
これからも、
クライアントさんの答えを引き出す
「的確でいい質問」が出来るように、
自分の言葉と感性を磨いていきます。
ファイティング・セラピスト 野口 達夫