朝、テレビを見ていると、褒められたエピソードを集めた本が人気になっているそうで、私も記憶を手繰り寄せてみました。

小学校の時。一学年50人位の小さな小学校です。全校生徒でも300人くらい?
新学期の全校集会。
先生の自己紹介だったのか、山本先生(みんなから怖がられていた年配女性教師)が、
私は唇の薄い人が好きです。
そうやなぁ、この中やったらさむちゃんみたいな唇かな、と言ってくれて、びっくりするやら嬉しいやら。
それからは更に唇が薄く見えるよう、さりげなく唇を内側に折り込んでいました。

また、小学校の習字の時間のこと。
硯で墨をするのですが、
たまたまいい墨にあたったのか、
自分の実力なのかよくわからないけど、墨を擦ると、シュッシュッと誰よりもすごくいい音が出て、皆の羨望の的だったんです。
書く文字は全然大したことなかったけど、
墨を擦る作業をしている時、私はすごく誇らしい気持ちで、シュッシュッと墨をすっていたなぁ。

なんて思い出しました。