羽生さんの「肩書」を考えてみた | 大放言の小さなブログ

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将棋の羽生さんが竜王戦に負けて

タイトル100期はおあずけとなりました。

と同時に27年ぶりに無冠になりました。

今後羽生さんの「肩書」がどうなるのか話題になっております。

 

「肩書」で思い出すのは、1970年代にあった升田九段の事件です。

何かの将棋イベントと記憶してますが

どこかの会場壇上で座談会のようなものを

テレビ中継しておりました。

 

司会者が登壇者を紹介、

「木村十四世名人」「大山十五世名人」「中原名人」と紹介し

最後に「升田九段」と言ったところで升田九段が大激怒。

 

「九段」とは何だ!名人が揃っている前で「九段」は無いだろ!

「元名人」と呼びなさい!

 

と、司会者を怒鳴りつけたのを覚えております。

 

規定では「升田九段」が正しいのですが

こういうイベントなどでは配慮が必要かと思いました。

将棋ファンが見れば、「升田九段」であっても

「名人経験者をそろえたんだな」

と分かりますが、あまり事情に詳しくない人が見た場合

「なんであの人だけ九段なんだ?」

「九段のくせになぜ居るんだ?」

となりかねませんし。

 

というわけで羽生さんの肩書をどうするか、です。

ファンからすると「永世七冠」でいいのではないか

と思いますが、本人が了承しないだろうという噂です。

現役中はちょっと重すぎる感じですかねー。

となると規定通り「九段」か「前竜王」か・・・・

 

「九段」は軽すぎますね。

「前竜王」も羽生さんの実績を考えたら軽い感じです。

 

というか羽生さんに「肩書」を付けること自体

おこがましい感じがします。

 

肩書なしで「羽生善治」で良いのではないでしょうか。

肩書無用の棋士、なかなかカッコイイと思うのですが。