馬頭琴演奏法〜弦の押さえ方3〜 | 馬頭琴・ホーミー演奏家、田岡峰樹のブログ

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馬頭琴とホーミーの演奏家、田岡峰樹のブログです。
馬頭琴とホーミーの話、演奏会の話、
は中心にはならなさそう(^^;;)。
まあ、なんでも書いていくことにします。

馬頭琴の演奏方法として
特徴的なのがハーモニックス奏法です。

弦の共振点に軽く触れることにより、
倍音の多い音を出します。

基本的な形はこの三つ。


内弦を親指の腹、
外弦を人差し指の爪の上で押さえます。
ただしどちらも軽く当てるだけ。


薬指で両方の弦に触ります。
主に弦の真ん中から下の共振点で
用います。


内弦は親指の腹、
外弦は薬指の指先です。
基本的には内弦と外弦で
同じ音を出すように触ります。

と、言葉では簡単ですが、
「触るだけ」と言うのが割と難しく、
馬頭琴を始めた時の最初の難関に
なることが多いです(^◇^;)

これをマスターすると、
馬頭琴特有のキラキラした音が
出せるようになるので、表現の幅が
一気に広がります。