馬頭琴演奏法〜弦の押さえ方〜 | 馬頭琴・ホーミー演奏家、田岡峰樹のブログ

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馬頭琴とホーミーの演奏家、田岡峰樹のブログです。
馬頭琴とホーミーの話、演奏会の話、
は中心にはならなさそう(^^;;)。
まあ、なんでも書いていくことにします。

演奏しているとよく言われるのが、
「弦を押さえないんですね」
というもの。

いや、それでは音程変わらんて(^◇^;)

と言いたくなるのを抑えて、
説明が始まるのですね(^◇^;)

弦を押さえるのは基本横からです。
馬頭琴の弦は複数の細い線の束で、
細めのうどんくらいの太さがあります。
となるとこれをあの指板までの2cmほど、
ぐっと押さえつけるのは不可能です。

なので横から触ります。
触るだけではちゃんと音程が
変わらないのでは?
と思われるかもしれません。
それはある意味正解です。

なので、ある程度の力を加えないと
思った音程になりませんし、
開放弦の音が残ったり、
雑音だらけの音になります。
この力加減が馬頭琴の難しさだと
思います。


人差し指で弦を押さえた様子。
人差し指と中指は、
爪の上で弦を押さえます。


中指。

大きく違うのはこの先です。
薬指は指先で押さえます。


小指も指先なのですが、
薬指よりも短いので、
小指は外弦をくぐって内弦を押さえます。


ここで仰天する人多数(^◇^;)

そのうちに外弦の話もしていきます。