カミーノ 女子一人旅 スピリチュアル放浪記

カミーノ 女子一人旅 スピリチュアル放浪記

2018年5月~7月までのカミーノの旅の記録です。

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前回の続きです~

一晩待って、チケットが発行されなかったメンバー約10名は、団結していよいよカウンターに乗り込んだ。
 
私、モロッコ人留学生のM君、あとは全員フランス人の若者軍団だ。
 
 
 
聞く所よると、その内、一人の女の子は、日本のホストファミリーに滞在予定で、すでに今日の分のお金を台無しにしてしまった事を嘆いていた。
 
 
もう一人の女の子は、次の日に日本のスクールで試験があるとのことで、なんとしても、今日のフライトに乗らなければならないということだった。
 
 
 
まずは、総合カウンターへ向かうことになった。

そのカウンターには、約4名程のスタッフが常駐している大きなカウンターであった。
 
 
 
 
カウンターに到着すると、最も年配の女性スタッフのいる所に全員詰め寄った。。
 
 
 
 
さすが、物々しい雰囲気である。
 
 
カウンター近くは激混みで次から次へと、フライト客が押し寄せてくる。

 
 
 
その年配女性スタッフの前に立ちはだかると、代表格の男性が、自分のフライトの書類を提示し、
 
「あなたは、この予約番号5番から始まる、チケットに対して、再チケットを発行する義務があります。どうか、私達のチケットを発行してください。」と訴えた。
 
 
 
 
同時に私達全員、その女性に視線を送った。。
 
 
 
 
しかし、その年配女性スタッフは物ともせず、眉をひそめ、「今日のフライトは満席です。取れる席はありません。」と冷たく言い放った。
 
 
 
 
このやりとりを聞いていたら、昨晩の睡眠不足と疲労感で頭がくらくらしてきた。
 
もう1泊ここにいるなんでちょっと考えられない。。。
 
 
 
 
これは、何かの陰謀だ。
 
 
 
わざと、この今回のチケットを取らせて、乗り遅れた人達にビジネスクラスの高いチケットを買わせようとしてるんだ!!


私の被害妄想かもしれないけれど、精神的に大分参っている自分がいる。。
 
 
 
 
そんな最中、カウンターの隣の窓口では、他の女性が突然泣き崩れている姿を目にした。
 
一体何があったのか?? 
 
 
また、其後に来た女性は、空港でネットがつながらないとのことで、カウンターに来た女性が、冷たくあしらわれてパニック状態になっていた。。
 
 
 
 
 
この国の空港にはサービスと言うものは存在せず、それどころか必要最低限 いや、それ以下のケアしか存在せず。。
 
 
 
 
 
 
そんな光景を見ていると、まるで、捕虜で捕らわれの身になってしまったかの様な気分であった。
 
 
 
 
 
「今日の東京チケットがダメならば、他の方法はないのですか?」男性がきくと、しぶしぶ、その女性が答える。
 


「モンゴル行きのチケットならある」と。。。


モンゴル乗り換えで日本へ飛ぶとのこと。。。
 
 
 
 
「えっ?い、今からモンゴル?」と、思ったが、その男性は「モンゴル行きのチケットを発行してください!」と頼んでしまった。
 
 
 
そこで、しばらく待つ事10数分、結局 モンゴル行きのチケットは取れないという事になった。

 
 
 
途方に暮れた私達は、次にどうしたかと言うと、そのカウンターのおばさんの隣に、交代で座って来た若い女性スタッフの所に詰め寄った。
 
 
 
見ると、隣の気難しいおばさんとは違って、なんとなく話の分かりそうな雰囲気の女性であった。。(これはあくまでも私の独断)

 
 
 
彼女にまた事情を話し、チケット発行の請求をすると、最初は首を振るばかりであったが、すぐに一人ひとりのパスポートと書類を提示してくれと言うことで、全員のパスポートが集められた。
 
 
 
 
彼女は、ゆっくり一人ひとりのパスポートを見ながら、パソコンをたたき始めた。。。
 
 
 
 
私はその様子をじっと凝視。。 
 
 
 
 
なぜなら、これで今日の運命が決まりそうな予感。。。
 
 
 
 
一人目の女の子のパスポート確認の後は、そのまま返された。つまり、発行が不可能と言うこと。。
 
 
 
 
次々とパスポートの情報をパソコンに打ち込み、何かをじっとチェックしている様子。


チェック後、そのままパスポートが順番に本人に返されてゆく。。
 
 
 
 
そして、ついに私の番。。 


緊張の一瞬。。。
 
 
 
 
彼女が私のパスポートをチェックしている間、私は、ここで今回のカミーノ巡礼で、山の中に遭難しかけた時の、あの死の恐怖を味わった時以来、初めて神に祈った。。。
 
 
 
 
「神様、どうか私を日本に帰してください。。お願いします。。」と、何度何度も祈った。。
 
 
 
 
やがて、その時、彼女が新しいボーディングパスをプリントアウトし、何も言わずに私のパスポートにはさんで、渡してきた。。 
 
 
 
 
不思議なのは、彼女がその時、全くの無言であったこと。。表情一つ変えなかった。。
 
 
 
 
 
私は、そのボーディングパスをまじまじ見ると、確かに今日の便の成田行き、日付も今日付けになっている!!
直後に撮影。以後、チケットの半券は後日、保険請求に必要とのことで、提出してしまいましたが。。
 
 
 
まるで後光が差していて、ボ-ディングパスがキラキラと光り輝いて見えた!
 
 
 
うれしい!!やっと日本に帰れる!!うれしい!!
 

今まで、感じなかったけれど、これほどまでに日本が尊く感じたことはなかった。。
 
 
 
 
そして、その後、私をケアしてくれた、モロッコ人留学生のM君も、無事に今日の便のボーディングパスをもらうことが出来たのである!!
 
 
M君良かったね!!
 
 
 
 
お互いのボーディングパスを確認すると、なんと席が、エコノミー席の最前列だった。 
 
 
 
 
しかし、M君の席は反対側の窓際で席は離れるが、おそらくこの席は、赤ちゃん連れ専用の席としてキープしていた席なのだろう。
 
席前のスペースが最も広く、エコノミーの中ではベスト席となる。。。

 
 
しかし、他のメンバーがまったくチケットを取れてない事に胸が痛み、M君に一緒につきそうベきか?と尋ねると、
今は、このままラウンジに戻ろうと言うことになり、彼らを残し、ラウンジへ戻ることになった。。
 
 
 
来回は、みんなの先行きを掲載してゆきます!!
 
次回へ続く~

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