日本の伝統色~紫編
紫には色名がたくさん有ります。一見して、んん??差がある?
と思うような色でも名前が違っています。
「紫」は日本はもちろん、アジアでも西洋でも染料が少なく、
貴重な高貴な色として愛され、憧れの色として扱われて来たという
歴史が有ります。ですから、ちょっとした違いでも丁寧に色名を付け、
一つでも多く紫を楽しみたいという気持ちの表れではないでしょうか?
今も女性には特に人気の色ですよね。
現代ではビジネスマンが紫を身につけるなら、
ネクタイという小さい面積のくらいですが、
鎌倉時代の武将は「紫」を好み、戦いの際に多く「紫」を
使用したとも言われています。