ホームに入って一ヶ月。
お盆休みを利用して
会いに行きました。
予想はしていましたが、
義母の顔に
表情が増え、
無くしかけていた
笑顔も
度々見られました。

認知症発症してから
三ヶ月入院していた
病院では
笑顔は消え、
表情も乏しくなって
いました。
病院は設備も
整い、スタッフも
充実していますが、
内装はほとんど
『白』
清潔感や
空間の広さは
感じさせますが、
緊張感を与えたり、
口数を減らす作用も
無いとは言えません。
それに比べ、
多くの介護施設は
個人住宅の様な
『茶』や『ベージュ』
をメインカラーとし
『カラシ色』や
『モスグリーン』の
椅子やカーテン。
義母も
我が家みたいだと
病院にいた時より
明るくなりました。
入所者同志の
会話もスムーズで
明るい笑い声も
ホーム内で
度々聞こえて来ます。
義母に明るさを
取り戻してくれたのは
『色』の作用も
確実に有ると
実感しながら
福岡に三日ぶりに
戻って来ました。