福岡県は全国でも高齢者施設が多いそうです。
ベスト3に入る勢いとか・・・。
住宅環境は人間の生活にとっても大切ですし、
心身への影響力も大きい。
『環境の色で性格まで左右される}と豪語する、
心理学の教授もいます。
高齢者施設の特に、ここ数年で建てられたものは
10年前の建造物に比べると、
とても色彩に拘っているように見受けられます。
とは言え、
厳しい目を持てば、やはりまだまだ、
建てる人の思い込みや、妙なこだわりが
かえって悪い結果になっている建物も
少なくない気がします。
例えば、ピンクはリラックスするからといって、
自然界に存在しないような、やや人工的なピンクを
壁一面に塗ってしまっている施設。
郊外に行くと、意外と存在します。
建設、建築、福祉、関係者、
そして色彩の専門家も、もっともっと
今以上に色彩に関して研究を進める必要が
有りそうです。
写真は日本色彩環境福祉協会が主催する
色彩福祉検定のテキストの一部です。
高齢化社会には欠かせない知識となりそうです。