色のついていない物って、水と空気?
それくらい、「色」は関わる部分が多く、色の仕事も
考え方次第で、多岐にわたっています。
一般的にはカラーの仕事といえば、ファッションやメイクが
多く認知されていますが、
それ以外のパッケージデザイン、グラフィックデザイン、インテリア、
カーデザイン、プロダクトデザイン等々・・での
色の専門家の活動範囲は意外に認知されていません。
これは各デザイナーが色の事も管理し、色について特に
色の専門家に委ねることが日本においてはまだまだ
一般的でなく、やや特別なことと思われている感じがあるから
ではないかと私は思います。
しかし、色の世界は奥が深く、単に造形(デザイン)の勉強を
したからと言って、色彩に関するデザイン力もついているかというと、
・・・・やや疑問に感じます。
形と色は切り離せないものです。また加えて素材も関わってきます。
グラフィックにおいても、それを載せる紙の素材が印象を大きく
変えていきます。
だからこそ、形、色、素材とそれぞれの専門家がユニットとなり、
モノづくりに取り組んで行かなくては良いものは生み出されないのでは?
それぞれ分業するというのではなく、協業を現状のデザイン業界に、
そろそろ本気で取り組んで欲しいと思います。
勝手ながら・・・。
私が読むたび共感でき、大変勉強になるブログを紹介します。
カラーマテリアルフィニッシュ(CMF)という会社の代表が
書かれているブログです。
是非、クリックして読んでみてください。