短大の講義や個人の教室でも、色のイメージという課題を数多くやっています。
その中で地域や国のイメージを色で表わす、というものが有り、
色を選択する基準には気候や、体感温度などが主になります。
そこで南国、南の島というと、「暑い」「熱い」「太陽」「快晴」「自然豊か」
そうすると自ずと、色は「黄色」「オレンジ」「赤」が
中心になりますが、今回2回目のハワイで、今までの南の島の
イメージカラーとは違った?と感じました。
下記の写真は(暗くてすみません)宿泊したホテルのフロントです。
このホテルのテーマカラーは「パープル」と「ピンク」です。
この2色はブルー系、どちらかと言うと、南の島って色とは・・・違う?
室内のベッドカバーやインテリアもブルー系でした。
下の写真はホテルのガーデン。
ガーデンの中心の花はブーゲンビリアの「ビビット系のピンク」
ガーデンにあるパラソルは「ブルー」
プールサイドのデッキチェアは「ホワイト」で、
このホワイトは「ブルー系」のホワイトです。
体感温度で言えば、南は暑く、太陽がサンサン降り注ぎ、
自然の色は黄色、オレンジ、ビビットピンク、赤が多い、
それを和らげる為に、自然の色は変えられないけど、
人が作り出す物の色は人が変えられる!
ならば、少しでも涼しく感じられるように、寒色系と言われる
「ブルー系」を南の島で快適に生きていく為の知恵として、
人々が使ってきたのかな?
と、1回目には気付けなかった事に今回は気付き、
色と人間の関係性の面白さにまた、心がトキメキました。
次回もハワイ色紀行です!