昨日は日帰りで色彩の勉強会に東京まで行ってきました。
本当は1泊くらいしたところですが、まだ3歳の息子と離れて寝るのは
無理かな・・・・ってことで、早朝に出て、深夜に帰宅というパターンを
昨年から、6,7回やっております。
でも、それ相応の内容の濃い勉強会で行った甲斐が有り有りです!
昨日は「色の恒常性」について、千葉大学の先生の講義でした。
当然ながら目で見てわかる資料が満載で実に納得できる内容でした。
「色の恒常性」とは、簡単に言うと人間の視覚は照明等の環境で色が変化しても
そのものの色を変わらず認識しようととする人間の心理的機能をさします。
このことは今までの勉強からも知ってはいたものの、講義の最終部分で
先生が「色の恒常性は人が生きていく為に、とても重要な機能です。」
一瞬、ん?「時間帯、天気、照明等の環境で色が度々変化してしまっては
人は不安で、安心してものを見て暮らすことが出来なくなります。
ですから、色の恒常性という機能は人が安心して生きていくために
とても大切なのです」
言われて見れば、確かにそうなのですが、今までそういう視点で、この機能に
ついて考えたことが無く、とても納得させられ益々色への興味が
湧きました。