味覚について続きです・・・・・
人は視覚、特に色から味を予測していく傾向に有ります。
予測のポイントは食品そのものの色や経験的に刷り込まれている
場合が多く見られます。
一般的に「カレー」を連想させる色の食物が食べてみると「チョコ味」
だった場合、瞬間吐き出すこともあります。
冷静になると「チョコ味」は美味しいのですが、視覚から予測された
「味」と異なる場合、視覚と味覚が融合せず、一旦混乱してしまいます。
音楽と同様に味覚も視覚との融合で、より満足度が高まります。
甘味は赤、赤紫(さつま芋など)、ピンク、黄色(カスタード)
酸味は青、青緑、黄緑、黄色、オレンジ
塩味は青、白
辛味は黒、黄色、緑、赤、
苦味は濃赤、黒、グレー、焦げ茶、濃緑
配色も関係しますので、単純には言い切れませんが、
食物のそのももの色が背景にあってイメージされるようです。
又、嗜好品に関しては食物そのものの色だけでなく、
CMのイメージや商品のキャラクターによって
支持される場合もあります。
味覚には性別、年齢別に違いが出る場合も多々あるようですから
視覚と味覚も奥が深いですね~。
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色彩総合研究所 色楽(しきらく)
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