もしもまだ今、過去に苦しむ人がいるのならば、親の都合の良い呪いのルールに今も尚、従わされて、頑張り過ぎていることに気づいてほしい。
我慢しなくていい。
親を一番大事にしなくていい。
嫌なことをしてくる相手からは、全力で逃げていい。誰からも指図を受けなくていい。
自分の自由に生きていい。
その代わり、親が取れなかった、自分の人生の舵という責任を取る。それだけ。
自分の人生は、自分で作っていいのだ。
同じ思いをしても、優しい人は、自滅してしまう。攻撃的な人は、他人に繰り返してしまう。
この連鎖を止めるには、親の呪いの仕組みを見抜いて、気がついてやめること。
親の呪いから自由になったら、自分のやりたいこと、楽しいこと、好きなことを探すこと。
わたしたちの親は、人格障害や発達障害があって、親の愛が足りない環境で育ち、負の連鎖に負けて、自身の子どもを虐待することしか出来なかった、ただの弱い人。心の成長が止まってしまっている人。診断されていないだけで、現実社会生活をおくるには、認知能力、責任能力の足りない人なのだ。恨んでも憎んでも意味がない。
精神が未成熟で、現実対応能力が低い人の子育てというのは、子どもが子どもを育てるのと同じことなのだろう。ストレスに耐えられない。
表向き、優しい母親を装っていても、過度に自己中心的で未熟な性格は隠しきれない。
大体毒親といわれる人たちは皆一様に、外では自分を大きく強く美しく、理想の自分を見せることに必死だが、本当の内面は、自己中心的で脆く、社会性がなくて世間知らずだ。これは、そのまま未熟な人と同義じゃないか？
全てのサバイバーが抱えるぶつける先のない苦しい思いを、どう昇華させて行くかで、それぞれの自身の人生は変わっていくのだろう。
許せる人は許せばいいし、許せない人は許さなくてもいい。
許せなくても、どうでもいいと思って思い切って、手を離すことが出来たなら、きっと楽になれる。負の連鎖を断ち切れる。
親とつながっているコードを切る。そんなイメージワークだけでも、大分自分にエネルギーが戻る気がした。自分と親は、別の人間で別の人格。