TAOプレイス「心とからだのリラックスワーク」
『抜き、起こり、委ねの極意を探る』~第3回「委ね」の研究~
当日は40名以上の方の参加で道場はいっぱいになりました。
参加された皆様、お疲れ(お楽しみ)様でした。
それでは、参加した方の感想をいくつかご紹介いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●この「抜き、起こり、委ねの極意を探る」ワークには初めての参加でした。
ワークは、「抜き・起こり・委ね」の前提のお話しから始まりました。 TAOプレイスでは「自然と調和を目指す」ことを目的としており、それは私たちの現状が「自然の法則」と調和出来ていないからであり、その調和を妨げているのが、心の囚われや身体の緊張であること、そして、その妨げているモノを「抜く」事により、結果につながる流れ「起こり」が生じ、その感じた流れ(ベクトル)に「委ね」て身体を動かす事により結果につなげていくということでした。
実際のワークでは、練気の修練ではおなじみの単純な動作を使って行いました。「抜き」「起こり」「委ね」という段階をひとつひとつ意識する事で、相手との一体感が感じられ、今までよりも丁寧に身体に意識を向けて動けたように思います。
福士先生のお話では、「相手につかまれた瞬間に実は身体は目的の為にどう動けば良いのか分かっている」との事でした。そして「こうした知覚は本来人間に自然に備わっており、動きだけでなく、人とのコミュニケーションにおいてもそうした知覚が出来るはずで、それを阻害しているモノによってその能力が発揮出来ていないのが現状であり、だからこそ、まずその阻害要因を「抜く」(取る)という事がとにかく大事だ」と話されていました。
私は今までは人との関係で問題が起きると、相手か自分かどちらかを無理矢理変えるしか方法がないと思っていたところがありますが、今回のワークを受けてみて発想が変わるように思いました。力ずくで一方を変えるのではなく、自分の何かを取り除き流れに委ねる事で、自分と相手双方にとっての穏やかな解決の方向に向かう事が可能になるのかもしれない、そんな風に思えました。日常において人とぶつかりそうになった時に今回のプロセスを試してみたいと思いました。
後半は「委ね」のワークを行いました。その中で印象的だったのは、寝た状態での養体チェック(身体のゆるみ度のチェック)でした。先生の誘導によって相手が委ねてくるのですが、相手の身体の感触はまさに水袋がずるずると垂れ下がってくるような感じでした。人の身体の内部とはこんなにも動くものかと驚きました。もうひとつ驚いたのは、最後のワークで、相手と背中合わせで座りお互いに委ねる動きをした後、背中を離し瞑想を行ったのですが、離したはずの背中がまだ何かつながっているような感覚がありました。後で相手と感想を話し合ったところ、相手も同じ様につながっている感じがあったとの事で、二人で驚いていました。(瞑想が終わった時に後ろを確認しましたが、確かに離れていました。)
リラックスによって他人とのつながりも感じられるという、不思議なワークでした。
●一つ一つ順を追って身体が緩んでいくに従って、身体も心もどっしり重力と調和できた感じになり、委ねきって、何の心配もなく、心の広がりを感じていた。私にとってちょっと苦手な相手でしたが、緩んで委ねあっているうちに、何とも言えない一体感が広がって、とても気持ちが良くなっていった。全てのこだわりを捨てれば心は解放され自然になること、心身一如なのだから、こうして身体を通してこの厄介な心を緩めていきたい。そして自然でありたい。自然である自分を思い出していきたい。
●委ねをこのくらいハッキリ強く感じたのは始めてでした。委ねきった時、自分も相手も表情があまりにも違い、日常このように緩めていたらどんなにいいかと思いました。相手との一体感は、得も言われぬ“快”でした。
●委ねた状態だと、自分がプレッシャーに感じる言葉でもプレッシャーとして感じず気にならないことに、びっくりしました。周りで起きていることにビクビクしているんじゃないかな、とか、自分でやっているだけじゃないか、という感覚がハッキリ感じられました。
●心が柔らかくなりました♪もっと自分の事を信じよう!と思いました。
●初めは委ねることに恐怖心があったのですが、今回のワークを通して、委ねることの気持ちよさ、楽しさを知ることができました。
●ガチガチの心と身体が、最後には柔らかくなりました。仕事柄重いものを持て動き回ることが多いのです、身体が固まるのは「仕方ない」と思っていたのですが、触れられたら固まるのではなく「触れられたら緩める」を意識し続けようと思いました。日々の意識、日々の積み重ねが大事だと感じました。
●委ねることが、こんなにも身近で心地よいことが嬉しかったです。
●委ねていると、自分の周りに対して「ありがとう」の気持ちと涙が出てしまう感じでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参加した皆さんが気づかれたように、「抜き、起こり、委ねの極意を探る」ことは、単なる身体トレーニングということに留まらず、人間関係や仕事にも応用でき、自分自身の生き方、あり方を見出すことにもつながる方向性をもっています。
TAOプレイスのトレーニングの特徴「つける修練」でなく「取る修練」です。心の囚われや身体の緊張を取り去って、本来の自分を取り戻して(思い出して)いきましょう!
さて、次回(5月20日)の「心とからだのリラックスワーク」のテーマは、
『「脱力」が、語る心の境地 ~脱力を通して“心身一如”を体感する~』です。
ますます、楽しみな内容になってきました。このワークはすぐに、キャンセル待ちの状態になってしまいますので、ご希望の方は、どうぞお早めにお申し込みください。
詳しくは、こちらをご覧ください♪
↓ ↓
http://ameblo.jp/tao-oneness/entry-11227704549.html
(文責・広報担当C・N)
『抜き、起こり、委ねの極意を探る』~第3回「委ね」の研究~
当日は40名以上の方の参加で道場はいっぱいになりました。
参加された皆様、お疲れ(お楽しみ)様でした。
それでは、参加した方の感想をいくつかご紹介いたします。
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●この「抜き、起こり、委ねの極意を探る」ワークには初めての参加でした。
ワークは、「抜き・起こり・委ね」の前提のお話しから始まりました。 TAOプレイスでは「自然と調和を目指す」ことを目的としており、それは私たちの現状が「自然の法則」と調和出来ていないからであり、その調和を妨げているのが、心の囚われや身体の緊張であること、そして、その妨げているモノを「抜く」事により、結果につながる流れ「起こり」が生じ、その感じた流れ(ベクトル)に「委ね」て身体を動かす事により結果につなげていくということでした。
実際のワークでは、練気の修練ではおなじみの単純な動作を使って行いました。「抜き」「起こり」「委ね」という段階をひとつひとつ意識する事で、相手との一体感が感じられ、今までよりも丁寧に身体に意識を向けて動けたように思います。
福士先生のお話では、「相手につかまれた瞬間に実は身体は目的の為にどう動けば良いのか分かっている」との事でした。そして「こうした知覚は本来人間に自然に備わっており、動きだけでなく、人とのコミュニケーションにおいてもそうした知覚が出来るはずで、それを阻害しているモノによってその能力が発揮出来ていないのが現状であり、だからこそ、まずその阻害要因を「抜く」(取る)という事がとにかく大事だ」と話されていました。
私は今までは人との関係で問題が起きると、相手か自分かどちらかを無理矢理変えるしか方法がないと思っていたところがありますが、今回のワークを受けてみて発想が変わるように思いました。力ずくで一方を変えるのではなく、自分の何かを取り除き流れに委ねる事で、自分と相手双方にとっての穏やかな解決の方向に向かう事が可能になるのかもしれない、そんな風に思えました。日常において人とぶつかりそうになった時に今回のプロセスを試してみたいと思いました。
後半は「委ね」のワークを行いました。その中で印象的だったのは、寝た状態での養体チェック(身体のゆるみ度のチェック)でした。先生の誘導によって相手が委ねてくるのですが、相手の身体の感触はまさに水袋がずるずると垂れ下がってくるような感じでした。人の身体の内部とはこんなにも動くものかと驚きました。もうひとつ驚いたのは、最後のワークで、相手と背中合わせで座りお互いに委ねる動きをした後、背中を離し瞑想を行ったのですが、離したはずの背中がまだ何かつながっているような感覚がありました。後で相手と感想を話し合ったところ、相手も同じ様につながっている感じがあったとの事で、二人で驚いていました。(瞑想が終わった時に後ろを確認しましたが、確かに離れていました。)
リラックスによって他人とのつながりも感じられるという、不思議なワークでした。
●一つ一つ順を追って身体が緩んでいくに従って、身体も心もどっしり重力と調和できた感じになり、委ねきって、何の心配もなく、心の広がりを感じていた。私にとってちょっと苦手な相手でしたが、緩んで委ねあっているうちに、何とも言えない一体感が広がって、とても気持ちが良くなっていった。全てのこだわりを捨てれば心は解放され自然になること、心身一如なのだから、こうして身体を通してこの厄介な心を緩めていきたい。そして自然でありたい。自然である自分を思い出していきたい。
●委ねをこのくらいハッキリ強く感じたのは始めてでした。委ねきった時、自分も相手も表情があまりにも違い、日常このように緩めていたらどんなにいいかと思いました。相手との一体感は、得も言われぬ“快”でした。
●委ねた状態だと、自分がプレッシャーに感じる言葉でもプレッシャーとして感じず気にならないことに、びっくりしました。周りで起きていることにビクビクしているんじゃないかな、とか、自分でやっているだけじゃないか、という感覚がハッキリ感じられました。
●心が柔らかくなりました♪もっと自分の事を信じよう!と思いました。
●初めは委ねることに恐怖心があったのですが、今回のワークを通して、委ねることの気持ちよさ、楽しさを知ることができました。
●ガチガチの心と身体が、最後には柔らかくなりました。仕事柄重いものを持て動き回ることが多いのです、身体が固まるのは「仕方ない」と思っていたのですが、触れられたら固まるのではなく「触れられたら緩める」を意識し続けようと思いました。日々の意識、日々の積み重ねが大事だと感じました。
●委ねることが、こんなにも身近で心地よいことが嬉しかったです。
●委ねていると、自分の周りに対して「ありがとう」の気持ちと涙が出てしまう感じでした。
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参加した皆さんが気づかれたように、「抜き、起こり、委ねの極意を探る」ことは、単なる身体トレーニングということに留まらず、人間関係や仕事にも応用でき、自分自身の生き方、あり方を見出すことにもつながる方向性をもっています。
TAOプレイスのトレーニングの特徴「つける修練」でなく「取る修練」です。心の囚われや身体の緊張を取り去って、本来の自分を取り戻して(思い出して)いきましょう!
さて、次回(5月20日)の「心とからだのリラックスワーク」のテーマは、
『「脱力」が、語る心の境地 ~脱力を通して“心身一如”を体感する~』です。
ますます、楽しみな内容になってきました。このワークはすぐに、キャンセル待ちの状態になってしまいますので、ご希望の方は、どうぞお早めにお申し込みください。
詳しくは、こちらをご覧ください♪
↓ ↓
http://ameblo.jp/tao-oneness/entry-11227704549.html
(文責・広報担当C・N)