マラソン大会参加から学んだ事 | 無限なる本当の自分に出逢う道

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〜新しい自由な人生の提案〜

田久保剛です。

先日、地元のハーフマラソン大会に出場し、無事完走しました。

マラソンのレースに参加するのは人生初の挑戦だったのですが、出走する前の想像を遥かに超える感動体験でした。

もちろん、制限時間内に完走した達成感などもありましたが、そんな一言では片付けられないような、なんとも形容のしがたい心地の佳い調和の波動、そして、まるでステージが変容したかのような爽快な感覚すらあったのです。

フィニッシュ

実はこの日、あいにくの雨が降り、気温も真冬並みの寒さで、私のような素人ランナーが走るに良い環境とは言い難い天候でした。

事実、寒さで足がつって棄権するランナーも少なくなかったと聞いています。

更に、私自身のコンディションも正直、非常に良くない状態でした。

本来は大会に向けて最終調整をしなければならない2週間前くらいから、仕事がなかなか思うように捗らず、そんなイライラしたストレスだらけの精神状態に加えて、体調も日々悪くなり、なんと大会2日前に、ギックリ背中になってしまったのです。

ギックリ腰は聞いたことがありますが、ギックリ背中とは初耳で、私は初体験だったのですが、とにかく姿勢がある角度になると、ズキーンと、身動きが取れないほどの痛みが背中を駆け巡り、数秒息が止まるような苦しさなのです…

その痛がる様をみて、家族も当然、マラソン大会どころではないと思っていましたし、私も2日前の時点では、「残念だけど棄権するしかないな…」と思っていました。

もともと、仕事の忙しさを言い訳にして慢性的な運動不足に陥っていた私が、その運動不足を解消するために、昨年、何気なしに気軽に始めたジョギング。

しかし、走り続ける内に、少しずつ走ることの楽しさを覚え、ちょうどその頃に、地元、練馬区で開催される「練馬こぶしハーフマラソン」の存在を知って、思い切ってエントリーしたのです。

走る田久保
▲自宅近くを笑顔で走り抜ける田久保

エントリーしたばかりの頃は、目標も出来たことでモチベーションも上がり、早朝に起きて仕事の前に走るなど、日々トレーニングを続けていたのですが、

徐々に、仕事や日常で様々なトラブルに直面したり、体調を崩したり、季節柄、どんどん寒くなって面倒になったり…と、気持ちもトーンダウンしていきました(^_^;

ギックリ背中で起き上がることもまともに出来ないような状態の中、ひたすら安静を心懸けて当日の朝を迎えると、2日前の背中の痛みは、何とか歩行に支障がない程度に治っていました。

悪天候と体調不良という、マラソンには最悪のコンディション。

出かける時間ギリギリまで、大会に出るかどうか迷い続けていましたが、曲がりなりにもここまでトレーニングを続けてきた日々の積み重ねが思い起こされ、

「ここで棄権したら一生後悔する」

といった気持ちが湧き上がり、自分に喝を入れて雨の中出かけて行きました。

大会は、寒空の中、5000人ものランナーが集まり、ゲストランナーやテレビ局なども入って大変な賑わいでした。

区長さんの号砲と共にスタートを切ると、大勢の人々の楽しげな雰囲気も手伝って、寒さや雨も然程気にならず、私はとにかく無心で走りました。

テレビ
▲テレビに数秒映ってました(^_^;

そして、これまで一人でトレーニングを続けていた時とは、明らかに違うエネルギーを強く感じたのです。

それは、まるで文字通り、走る私の背中を押してくれるような、大きなエネルギーに支えられているような感覚でした。

沿道で声援を送る沢山の人々の心からの応援の気持ち、寒空の中、給水所でランナーに飲物を渡すボランティアの方々の純粋な思い、大会を運営するスタッフの方々、

そして、幹線道路も封鎖して街ぐるみで行う大規模大会だったために、交通整理や、歩行者の誘導にあたる方々、警備の方々など、

本当に数え切れないほどの方々が、この大会と参加ランナーを支えるために、各々の役割をただひたすらに全うしているのです。

それらの人々の純粋なパワーが私に大きな力を与えてくれたことは間違いありません。


結果、出走前は私の実力では完走すら危ういと思っていたのですが、練習不足と体調不良の最悪のコンディションだったにも拘らず、結果的に自己ベストで制限時間内に完走出来ました。

さらに、あれだけの距離を走れば、普通に考えて、背中や肉体の痛みが悪化しそうなものですが、2日前に患ったギックリ背中の痛みなど、肉体の苦痛は嘘のように消え、精神的にとても清々しく、波動がとても佳い状態が、その後も何日も続いたのです。

完走証
▲なんとか完走しました^^

大会を終えた後、私が友人とこのマラソン大会の時の感動体験を話し、大会関係者や沿道の応援に深い感謝を感じていることを話すと、私(ランナー)とは全く別の視点で、このマラソン大会から感じ取っていたことを聞きました。

それは、応援する側の立場から見た時、冷たい雨の悪条件の中でも、ひたすら無心で走り続けるランナー達の姿に、深い感動をもらった、という言葉でした。

走る側は、皆さんに支えてもらって申し訳ないと思うぐらいに感謝の気持ちはありますが、確かに、ボランティアや応援する側になれば、純粋に走り続ける人々の姿に感動をもらうことも深く頷けます。


つまり、私がこの大会で感じた、まるでステージが変わってしまったかのように、精神的にも肉体的にも変容をもたらすほどの、深い感動と調和のエネルギーは、

どちらか一方が与えるでも与えられるでもなく、相補関係の上に成り立った大調和のエネルギーによってもたらされたものだったんだと気付いた
のです。

各々の立場で精一杯、純粋な気持ちで関わる事で、結果的にそれが全体に寄与し、その結果がまたそれぞれに還ってくる。

それは利害関係でなく、お互いが純粋で素直な気持で取り組むことによって生み出される活力、エネルギー、自然法則の仕組みであり、

「一人は全体の為に、全体は個々の為に」

という、この世界の本質に在る『調和の雛形』がそこにあったのだと感じます。


同時に、地上でこの大会に関わった全ての人達の背後に、全員の波動によって形成された、調和のエネルギーが、この地に大きなエネルギー、光を降ろす事を成就した「上の方の方々の計画」を垣間見たのでした。

トレーニングの期間は何度も挫折しそうになったり、途中で投げ出したくもなりましたが、ここまで続けて来て良かった。

そして、この大会にエントリーしたからこそ続けられた、とも思いました。

地元の練馬に誇りを感じた1日でした^^


すずしろ汁
▲レース後に配られた練馬名物すずしろ汁は、心身共に温まりました^^


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 テーマ: 『無限なる本当の自分に出逢う道』

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参加費:[早割]3,000円(税込・事前振込)
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講師:田久保剛


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