前回の「大勝軒まるいち」が東池袋・大勝軒系であるのに対して、
こちらは永福町・大勝軒系のお店です
どちらの系統も大宮に存在するという、実にややこしい展開です
さいたま市大宮区 大宮 大勝軒
さて、同じ大勝軒でありなが系統の異なる2つのお店について、
簡単に解説してみましょう。
~東池袋・大勝軒~
有名な山岸一雄氏の築き上げたお店で、もりそば(つけ麺)の元祖。
げんこつ・豚足・鳥がベース。
さらに煮干・さばぶし・魚粉といった海の幸を加えることで、
魚の風味とコクがしっかりと活きた豊かな味を創りだす。
艶やかな白色に卵の黄色がほんのりとかかった『多加水卵中太麺』
つるりとしたソフト感の中にもコシがしっかりとした食感。
つけ麺用のスープには、しょうゆ・甘酢を加え、あっさり感をプラス。
~永福町・大勝軒~
創業者は草村賢治氏。
大きな丼、大きなレンゲ。煮干しの効いたスープ。
ラードの油膜が張っており、最後までスープが冷めにくい。
麺量が多く、魚介類をベースにしたアッサリ系スープに細麺というスタイル。
具のチャーシュー、メンマともに特筆すべきところはないが、
熱々のスープは、清涼な海の香りを彷彿とさせる実に清々しい味。
銀色のトレーに乗っているのがイイ感じ
そして画像からは分かりにくいのですが、洗面器サイズの巨大丼に
到底、口に入らないようなレンゲ。
これが永福町大勝軒系の特徴なんですね~
アクセントにちょこっと添えられた柚子が煮干しの風味と相まって良い香りです
ラードに覆われている為、湯気が出ていませんがスープは熱々です
コリコリ食感の細身なメンマ
このあっさり煮干し系スープには、細麺が良く合いますね~
7~8個も入っていたのでかなりのボリュームです。
生姜が効いていて美味しい~
麺量は300gと桁外れに多いので、これ一杯で満腹です
とは言っても美味しくて、あっという間に完食
2つの系統の大勝軒、私はどちらも好きですね~
両方楽しめる大宮は恵まれた環境なのかもしれません。
ご馳走様でした~!