最初に断っておきますが、今回取り上げる「ベイトPE」に関しては
トップやヘビーカバー攻略のためのPEラインタックルではありません。
むしろ村上晴彦氏の提唱する、極細PEを用いたものです。
そして、村上様リスペクトのド素人が「猿マネでやってみちゃった」
というレベルのお話ですので、参考にはならないと思います。
どうか、ご了承いただきたい・・・
ベイトPEについては、昨年末にバスの管釣り「フィッシングパル佐野」にて、
少しだけやってみたのですが釣果に恵まれず、十分な検証はできませんでした。
そのときの釣果はコチラ
今シーズンは6~7月の水郷エリア釣行において、
「とにかくフィールドで実釣してみよう!」ってことで、
手探り状態ながら、毎回ベイトPEタックルを持参し、試してみました。
その際に感じたことを挙げてみたいと思います。
まずはハードルアーでの使用感。
バジンクランク
H.P.F クランク
ブレードジグ
巻き物は結構バラシが多かったです。
ただ、ルアーの振動、ブルブル感やアタリ感知能力は優れていますので、
バスがバイトしたら、すぐに分かります。
アタリはもう「ガンッ」って感じで強烈に出ます。
その分、バスにも瞬時に違和感を感じさせてしまうのか、すぐに放されたり、
バイトを弾いたりしますね。
次にソフトルアー系の使用感。
イマカツ ヘアリーホッグ3インチ ライトテキサス
ロッドは「バトリミ ハインド」でしたが、MLアクションなので
食い込みもまずまずでした。
しかし、もっと刺激的なものが欲しくなって、STEEZ「ハリアー f-spec」
でも試してみました。
これはもう、キンキンの感度で、ボトムの感触やバイトがうるさい位に伝わって
ちょっとハマりそうでした。
SVF-コンパイルXとの組み合わせは最強ですね。
リールはプレッソベイト、もしくはPX68。
肝心のラインに関して・・・
前半戦、PEラインにはコレを使っていました。↓↓↓
以前、管釣りトラウト用に購入しましたが、あまりにも酷いラインなので
とりあえず管釣りでは使えないことが判明。
それならベイトPEに使えないかな?と試してみました。
しかし、どうしてもコーティングによる巻き癖が馴染めません。
やっぱり、ベイトPEでも気に入らなかったので何度か使用した後、
リストラしました。
その後、スピニングの方でも使用しているユニチカのPEラインに変更。
それがコチラ。↓↓↓
これは、余計なコーティングもされていないし、長年使ってきているので
使用感はまったく問題なし。
ドライブクロー 3インチ テキサスリグ
自作のタオジグ 2.5~3.5g
さて、ベイトPEを使った正直な感想ですが、
飛距離は当然ラインが細いため文句なし。
杭まわりや葦の外側など、ライトカバーでは安心感あり。
伸縮率が低いので、感度は抜群。ただし、弛ませると感度ゼロ。
私は視認性の良いラインを使用しているので、動きで分かりますが
手元には来ないですね。
強風時、ラインの比重が低いので水中でルアーが浮いてる感じ。
ロッドに絡んだ場合、気を付けないと破損の可能性あり。
(暗くて見えない時間帯での使用は危険)
リーダーを結ぶのが面倒。
(今回はリーダーについては、いろいろありすぎるので割愛いたします。)
といった所ですかねぇ・・・
懸念されていたバックラッシュですが、私は一度も経験していません。
PE専用機でもないのに、プレッソベイト&PX68でも使えましたよ。
ただ、ピッチングで撃っていった時に、フロロやナイロンよりも
ラインの出方が良くなかったので、軽量リグの場合は手で引っ張り出す必要が
ありました。
総合的に判断してみますと、自分の釣りにおいては、
これじゃなきゃって場面もないし、かといって使いにくいこともない。
「何だよ~!」ってことも、「さすがPE~!
」ってこともあった。
以上です。
ス、スイマセン、訳分かりませんよね。
これがもしも、ベイトPE専用のロッド、リールであればもっと扱い易くて、
良いことだらけかもしれませんね。(例えばハートランドのSPRなど)
私としては、PEラインは魅力が多く、好きなので今後も使っていきます。
何の結論もない話で、長々と失礼いたしました。