chistatoさんの

ブログから

 

がん看護専門看護師として

 

まだまだ知識不足の

悪性胸膜中皮腫のこと

関節リウマチの痛みのこと

知る

 

 

悪性胸膜中皮腫は

私ががん相談支援センターで対応した回数は

10年で1.2回

 

私が対応したというより

医事課のスタッフが医療費の手続き等で対応

 

私は今後労災病院との合併を視野に入れた

病院に勤務するのですが

まだまだまだまだ

悪性胸膜中皮腫

知らない事ばかりです

 

がん相談員として

5大がんの患者さんは

対応が積み重なりやすい

 

しかし

希少がんの患者さんは

がん専門病院が中心に対応を担っているため

地方の一般病院は課題が大きい

 

chistatoさんのブログでは

押川先生のYOUTUBEも

紹介されていた

 

 

この押川先生を最初に教えてくれたのは

私が何度も対応した患者Aさん

 

『uraraさん、押川先生知らないの?』

びっくりされて

 

「知らないのよぉ~」と返事をしたら

押川先生のパンフレットをくれました

 

Aさんはとっても礼儀正しい人で

印象的でした

 

あるとき入院してきたら

Aさんの周りには

中国語、英語、韓国語の

NHKテキストが並んでいた

 

「随分勉強家なのね」

 

『まだまだです。一生懸命やってるんです』

『太り過ぎたからダイエットもやるんです』

元気よく返答

 

頑張り屋のAさんだから

この光景を私は自然なものとして見ていた

 

それから間もなくして

私に1本の電話がかかってきました

 

『uraraさん。私、近所の人に見張られて

外にでられないんです』

『バスの中でも皆が悪口言っていて。

怖くて病院まで行けません』

 

私はやっと点と点がつながりました

 

Aさんは既往歴に統合失調症があったのですが

20年以上前のことで

医療者には話していなかった

 

Aさんが精神科とがん治療を一緒にできるよう

調整しました

 

今日

chistatoさんのブログから

押川先生を観たら

Aさんが私の心の中に

訪ねてきました

 

転院されてからの様子は分かりません

 

Aさんには

転院先で必ず頼りになる

緩和ケア認定看護師の名前を書いたメモを

持たせました

 

患者さんがこれは良いって思う媒体は

医療者の学習に役立ちます

 

お堅い専門書を開くより

患者さんが使うパンフレット

よく見るYOUTUBE

から

学習するように

看護学生には教えています

 

実際

抗がん剤の授業では

患者さんのYOUTUBEを教材にしました

 

今日母校の看護学校を訪ねたから

余計に

学ぶということを

考えさせられたのだと思います

 

学生の頃目指した看護師に

たぶんあと数年で

なれる気がします

 

40過ぎて

鬱状態を経て

いろいろな問題を経て

やっとこ

なれる気がしたんです

 

ここまで

長っ