昨年、傷病休暇を取った当初は
仕事に行かなくていい
好きなだけ眠れる
患者さんに迷惑をかけることはない
私がしたくないケアをしなくていい
等
私にとってはご褒美でした
トリンテリックスを飲み始め
数日が経った頃には
涙もろさや不眠は
劇的に改善しました
もちろん
傷病休暇という環境調整も
鬱状態の改善に
寄与してます
私は他県に住む夫の元に行き
料理はしない専業主婦になりました
料理すると頭痛がするもんで・・・
若かりし頃は
栗原はるみの料理本片手に
えっさほいさと
楽しく作っていたのに
今では
『冷蔵庫のあまりもので簡単に作るんですぅ~』
と
露骨に女をアピールする女性とは
申し上げにくいのですが
半径5mくらいの物理的距離を
取っております
話題は逸れましたが・・・
鬱状態のときに私がしていたことは
夫の自宅の掃除
義理両親と夫がため込んだ
不用品の処分を
毎日毎日していました
物をため込む一家との戦い
仁義なき戦いのテーマ
が
鳴り響きます
精神科医には
『ほどほどにね』
と言われてましたが
ほどほど?
何をぬるまったるいことをおっしゃる
ほどほどにやったら
一生終わらないのですよ
こういう性格だから
鬱状態になりやすいのかもしれませんね
(笑)
私にとって
実家の掃除は
いや
”夫”の実家の掃除は
作業療法になりました
無心で物を片付ける
無心になれないこともあって
「なんでこんなに物があるんじぁ~」
と
雄たけびを上げながら
捨てまくる
掃除の他は
子どもたち(猫)をなでなでして
夫の料理を食べ
散歩行って
ちょっと遠出して
映画観て
読書して
少しだけ勉強して
下手なピアノを弾いて
動物好きな私にとって
猫がそばにいるだけで
言いようのない幸福感に満たされる
夜中に目が覚め
寝付けないこともあった
頭の中で
嫌な思い出が占拠し
また腸が出そうになることもあった
全てを夫に話した訳ではありません
肩を落として歩く私に
夫は
『uraraは病気じゃないよ』
と
言ってくれた
そんなこんなで
安心で安全な環境で過ごさせてもらって
私の鬱状態は
じんわり・じわじわ
回復に向かうのです
しかし
この後、鬱状態は
ひょんなことから
顔を出すとは
・・・
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昨年、私の身に起きた心身の症状と
その対処等
経験を通して感じ取ったこと
率直にしたためます。
興味を抱いた方は
専門看護師も自己の体調を見誤る①
からご覧ください。