日本の産地 | 美・楽・優・遊・麗・氣・愛

日本の産地

昨日は昔からの友人と久々の夜ごはん。


話題は私の山ガール(?)デビューと富士山登山の話題から、機能性ファッションとミセスファッション(40代、50代)。


まずは単純な質問が…山に行く時ってコットン100%のTシャツは駄目なんでしょ?

そうなんです、私達天然素材が好きな人間にとって、合繊って着るの嫌なんですよね~。

コットンのTシャツでも超細番手のTシャツが好き!(私達愛用のカットソーの超細番手はフランスでしかできないと聞いたことがあります)

しかし、山ウエアはそんな事は言ってられません。生死にだってかかわってくる話ですから。

速乾性の素材じゃないとダメ!汗かいたまま冷えるなんてことはたいへんなことです。

なので、すべて買い揃えました。

着心地は……はっきりいって好きじゃない!


すご~く前の話ですが、シングル艇で難破した人がシルクのアンダーウエアを着ていたので助かったとニュースになったことがありました。

私は難破するほど遠くへは行かないのでヨットの時は普通にコットンのTシャツにフリース、ドライスーツだった……。

ドライスーツ着てたらシルクでも速乾するのかしら?


スポーツはすべて、そのスポーツに合った機能性素材じゃないとダメな事は事実です!

着るもの履物なめたらいけません!お金をかけると、それなりのコスパはありますね。


そして、私がフェアトレードをインドとのビジネスで確立していくという話から、日本の産地のフェアトレード(?)の話へ。

海外ばかりじゃなく、国内だってたいへんなんですよね~。

テキスタイル産地がほんとにじり貧になっている状況だそうです。

革だって、中国からバングラディシュ、そして、インドへとどんどん西へ行ってます。

そうそう国内にももっと目を向けなくちゃ!


一昨日も夜中に革のバッグをハンドメイドで作っている友人(ご主人がデザイナー)と職人がいない…の話。

キャリアを積んだ職人さんは自分のやり方を変えようとしないのがネック。

バッグもパターン通りでも縫い方一つで雰囲気が変わっちゃうのよね~。

プロトタイプがあっても、その通りにはしてくれない職人さん。


そして、友人曰く、工場が汚い……。

それはしょうがないよ!皆、家内工業でやってるんだから。

逆に私は中国の大量生産の工場は別としてフィレンツェの工場に行った時はきれいでびっくりした。

最新機器がど~んと並び採光がたっぷりの明るい近代的な工場。


日本も大手の自社工場はTVなどで見る限りきれいですよね。

でも、実際、家内工業でやっているところはそうはいかないのが現状です。

でも、イイ仕事するんですよね。

ただ、年々その数は減ってきていますが…。


これらの事は、今月出版される本にも書きました。


空洞化がホントに問題です。