妊娠するために女性編1:基礎体温を測りましょう
今回から、「妊娠するために女性編」です。
元気な赤ちゃんを授かるために、女性が気をつけて欲しいことを取り上げます。
第1回目は、「基礎体温を測ろう」です。
女性は規則的な生理周期があるのはご存じだと思います。
その周期によって、体温の変動があります。
排卵が起こると体温が上がり、生理が始まると体温は下がります。
この周期を知ることが、妊娠に近づく一歩なのです。
卵子が受精できるのは数時間といわれています。
ですので、排卵が起きたときを狙うことが大切です。
精子の受精期間は数日といわれています。
ですので、排卵の前にチャレンジすることがポイントです。
しかし、最近の女性は、生理周期が乱れている方が多いです。
毎月の便りが数ヶ月に一度という方もいます。
逆に、月に2回も便りが来る方もいます。
このような場合は、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。
その結果、妊娠しにくいということもあるのです。
(妊娠を望まないのに、妊娠することもあります・・・)
自分の体の状態を知るためにも、妊娠しやすくするためにも基礎体温をつけましょう。
基礎体温をつけておくと、婦人科へ不妊治療をしにくときにも有効です。
受診すると、基礎体温をつけさせられることが多いからです。
あらかじめつけておくと、数ヶ月分早く診療が進むことがあります。
妊娠を望まれる女性は、まずは、基礎体温をつけるようにしましょう。