腎臓にはいろいろいな病気があります。
その一つに糸球体腎炎があります。
何らかの理由で、血液を濾過して尿を作る場所が炎症を起こしてしまうのです。
この状態になると危険です。
尿を作ることができなくなるので、生命が危なくなります。
特に、急性の場合は、速やかに処置を行わないと危険です。
熱が高くなったりして、尿が出にくくなったら、放置してはいけません。
早急に、受診するようにしましょう。
急激ではなくても、徐々に腎臓の機能が落ちていく場合があります。
慢性腎炎です。
こちらもそのまま放置しておくと危険です。
徐々に腎臓の機能が低下して、生命に危険を及ぼします。
現在は人工腎臓の技術が発展しています。
通常、透析といわれるものです。
透析の患者さんは年々、増加しています。
25年前は10万人くらいでしたが、現在は30万人に届こうかという人数です。
それだけ、透析技術が発達し、延命が可能になったということです。
しかし、透析を始めなければならない方も増えています。
特に、糖尿病の方が増えています。
糖尿病から、慢性腎炎に陥るのです。
糖尿病の方は、ぜひ、早めに生活をコントロールして透析にならないようにしていきましょう。