精神的トラブルと睡眠は密接な関係があります。
とくに、うつ状態の時は睡眠のトラブルが多く見られます。
うつ状態の反対の躁状態。
このときは、元気が出すぎてしまって、眠らなくてもすんでしまいます。
しかし、躁状態からうつ状態になると動きが止まり、眠くなります。
うつ状態は眠気が強いです。
でも、その割には眠れないのが特徴です。
そして、「眠ろう、眠ろう」と焦るのです。
寝床に入ってもなかなか寝つけなかったりします。
悶々と時間を費やしてしまいます。
また、寝ついたと思っても、すぐに目が覚めてしまいやすいです。
まとまった睡眠がとりずらく、熟睡感が得られにくいです。
その分、昼間眠気が襲います。
仕事や学業に集中できず、より憂うつ感を感じてしまいます。
うつ状態と不眠はセットになりやすいです。
そして、不眠がうつ状態を強めてしまうのです。