手術の後(7) 流動食 | TAO心理カウンセラーの道 :心と身体の悩みを解決するために!

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一口の水も上手く飲み込めませんでした。

飲み込みが悪くて、すぐ気管支に入ってしまいます。

年齢を重ねて、年を取ったら、むせてすぐに咳をしているような感じです。


『咳をするのがこれまた痛い!』

喉は痛いですし、鼻にも響きます。

ですので、水はあまり飲みたくありませんでした。


1回、むせたものですから、それからは、水は口に含むだけにしました。

もう、むせて、痛みを増強させる必要はありませんから。

それでなくても、痛くて、苦しいのですから。


それなのに、翌日には流動食が始まりました。

全身麻酔ではありませんので、お腹の調子が悪いわけではありませんから。


「食べるようになると、傷の快復も早くなるからね」

眼鏡の奥の目をへの字にさせて、先生はいいます。

「最初は、ちょっといたいかもしれないけど・・・」


『嫌な、予感』

先生の微笑みの後は、どうも辛いことが待っているのです。

そして、やはり・・・。



食事として出てきたのが、重湯と牛乳とオレンジジュースでした。

重湯はお粥の上澄みで、どろどろの液体です。


グ~、ギュ~


体は正直なものですね。

2日間、何も食べていなかったので、お腹はすぐに反応しました。

当時は、若く、食べ盛りでしたから。


お腹は欲しがっています。

『どれを最初に食べようか(本当は飲もうか、なのですが)?』

重湯と牛乳とオレンジジュースを見渡しながら、考えます。

一番、味があって、おいしそうだから・・・。


『よし! 決めた! オレンジジュースにしよう』


オレンジジュースに手を伸ばしましたが・・・。


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