本当の気持ちなんて、誰も、分からない。
心は見えないから。
ありがたい、のか。
ありがた迷惑、なのか。
嬉しい、のか。
そうでもない、のか。
それは、僕も一緒で、本当は、そこまで有り難くないのに、「ありがとう」だなんて、言う時もある。
それは、失礼だと思いつつも、社会人として必要な潤滑油として、いや、必要悪として、使っているきらいもある。
それでも。
本当に、君たちと過ごしていて、心から、嬉しいな、君たちの姿を見て過ごせることが、本当に幸せだな、って驚くほど純粋に感じられる時もあって。
ほんと、ぶっちゃけ言えば、そうじゃないシチュエーションは、仕事でもプライベートでも、ままある中、そうした幸福感を得られることは、実に稀有で、まさに、有り難いことだと思ってる。
でも、僕が、そう思ってるだけで、そっちは、そうじゃないなんてことは、枚挙にいとまがないワケで、その経験からして、自分の幸福感を、そんなに明け透けに言えないよね、って思ってることが、僕の不完全な魂の象徴的なシーンだろう。
いつか、ちゃんと言おう。
この気持ち、ありがとうって。
ちゃんと伝わりそうな時、見逃さずに、狙って。
大切なこと、大切に伝えたい。