隔週で参加している地域のソフトテニス練習会。


いつもは来ない若い女の子が来て、メチャ上手。


何打っても返ってくる。


しかも正確に正クロスに。


僕の打ちやすいところに。


おじさん、張り切ってしまった。


その一方、いつもは来ない僕より30くらい上の妙齢の女性も参戦。


その人は知ってる人。


今から10年前、僕が島流しにあって、沈鬱な気持ちになっていた時、奥さんが見つけてきてくれたソフトテニス教室。


中学生に混じって、教わりに。


僕は大学までソフトテニスをやってきたけど我流で来てた所があったので、国体選手でもあるコーチから、中学生の前で、悪い例として散々、ダメ出しされて。


でも、それで、今更、上達したように思う。


その時のコーチが、今夜来てくれた妙齢の選手。


なので、前述の若い子以上に意識しちゃう。


また怒られるんじゃないかと、彼女の目を気にして、ストローク練習でも、ボレー練習でもビクビクしちゃう。


芯であたらなくて。


でも、何か、楽しい。


誰かがいて、僕がいる。


張り切る僕も。


ビクビクする僕も。


生きてるって感じ、あらためて、感じて。


些細な話。


でも、きっと、大事な話。