夕方にテニスをした。


所属してる地域のソフトテニス練習会。


中学生から古稀のベテランから僕のような下手の横好き初老まで、色んな人が集まる魅力的な場所。


でも、土日も仕事だし、遅くなっちゃって、今年は、なかなか行けてなかったのだけど、今週はお休みを貰えたので、思い切って参加。


だのに。


なのに。


雨!


と思いきや、テニスコートに着いたら止んでた。


でも、30分ほど経つと、また、じゃーじゃー降ってきて。


クラブハウスに待機。


また、小降りになると、元気な中学生はコートに出て行く。


初老はそれを追いかけて乱打をせがむ。


20分ほどで、また、じゃーじゃーと。


スコールかって言うくらい。


でも、すごいなぁって思う。


止んだ途端にテニスできるんだもの。


これが、オムニコートの凄い所。


クレーコートなら、水たまりができてしまって、翌々日まで出来ないだろう。


僕の高校時代なんて、試合前日とか、会場になってる高校は、雨が降ると、何度も雑巾掛けしたっけ。


土のコートにできた水たまりを雑巾で吸って、別の場所で絞ることで、水を移動させている。


オムニコートしか使ったことない若い人には分かるまい。


まぁ、とにかく凄い時代になったものだと初老は感激じゃ。


自分の学生時代を思い出すと、高校時代は、オムニコートで打つことなんて無かったし、大学も体連の一部のコートだけオムニで、あとは土だった。


いまは、逆に、土のコートが珍しいかも知れない。


ちなみに、調べてみると、元々は、住友ゴム工業がカナダテクシン社より技術を導入、開発し、1983年より発売開始した日本初の砂入り人工芝の製品名称が「オムニコート」であったそうな。


つまり、商品名である。


そのため、会社によって呼び名が異なり、東レは「スパックサンド」、三菱化成は「ダイヤサンド」だそうな。


オムニコートが、一般名詞ではなく、私企業の商標登録した商品名だとは。


初めて知った。


これから、住友に感謝しながら、テニスをするとしよう。