11月になった。


寒い。


もう解禁でいいだろう。


ボジョレーヌーボー並みに。


27年目の「冬がはじまるよ」。


求めているのは、Renewedでも、2012年バージョンでもない。


1991年11月10日リリースのオリジナルバージョンだ。


どこがいいって、全ていいんだけど、やっぱり、あのイントロだろう。


マッキーがどう思っているか分からないけど、リスナーとしては、「どんなときも。」も「冬がはじまるよ」も、オリジナルバージョンに思い入れがある。

 

身体に、ハートに染み込んでいるってもんだ。


実は「世界に一つだけの花」だって、SMAPに提供したオリジナルバージョンで歌唱するマッキーバージョン、聴きたいと思ってるくらいに。


さて。


話を戻して。


要するにオリジナルバージョンで聴くと、ぼくはいつだってあの頃のぼくと繋がってると思える。


高校に白い息を吐きながら自転車こいで通っていたあの日と。


せーので、「冬がはじまるよ」の縦長シングルを買ったよって、友だちと教室で見せ合ったあの日と。


それは、今年もいつもと同じ冬がはじまってくれることを望んでいる心の表れ。


そう。

 

いつもと同じ、、それが幸せ。