土日、例によって、両日仕事だった。

仕方ない。

日曜日は、一日中、会議で、夕方、家に帰ると、頭痛、だるさに襲われ、風邪か、、、。

熱を測ってみると、6度6分。

発熱反応なし。

じゃあ、この「何もやる気のしない」、けだるい状態はなんなのだ、、、。

と思って、隔週で通っているソフトテニスの練習会に参加すると、たちまち元気に。

高校生の頃、多少、具合が悪くても、部活に出て、汗をかくと、すべてがスッキリ、、、っていう荒療治があったが、さすがに40手前ともなると、そんなムチャは出来まいと思ったのだけど、今回は、成功。

まぁ、もともと、発熱でも、風邪でも無かったワケだが。

最初、30分ほど、乱打をしている時は、もう、ぶっ倒れそうな程、フラフラしてたのだが、気が付けば、とても元気に。

全国にも出ている若い選手を相手に、打ちまくっていた。

そして、スッキリ。

まぁ、その子も、よくこんな、おっさんと打ってくれるなぁと感心するのだが。

この練習会は、僕のようなおっさんから実業団でやっている人から、引退したご高齢の人から、おばちゃんから、様々な年齢、実力で構成されているのだが、時折、中学生や、小学生も来る。

熱心な親が、こういった場でも打たせようと連れてくるのだ。

子ども達も熱心で、積極的に、それこそ、僕なんかとも打ってくれる。

で、この前、ある中一、中二の女の子が来ていて、一本打ちでバックを練習するとき、左手を右腕に添えて、打つではないか。

ああ、これが、ウワサの“韓国バック”ね、と間近で、まじまじと見たのだが、ふと、気が向いて、自分もやってみようかと。

「ねぇねぇ、それ、どういう仕組みで打っているの?」

と訊くと、彼女たち、丁寧に教えてくれた。

「押し込む感じで」ってコツまで添えて。

そして、打ってみると、、、。

すごい安定する!

まったく、今更だが、何をやっているんだ僕は、、、とも思うが、何でも新しいことは試してみるモノだ。

綺麗な弾道でストレートに飛んでいくボールに歓喜の輪を一人で作っている僕に、中学生たち、若干、ひいていたかも知れないけど。