あけましておめでとうございます!

 

ご挨拶がちょっと遅くなりました、おとらです。

イギリスを始め、ヨーロッパ地域ではクリスマスは一大イベントで、年末年始とバタバタ過ごしてしまいました。

 

日本ではお正月が、帰省で家族と過ごすように、

イギリスではクリスマスがお正月みたいな感じですね。

 

年明けはカウントダウンだけが盛り上がるだけで、1日はみんな寝てます。(うちの地域では笑)

ご飯も、おせちじゃなくて、クリスマスと同じローストディナーなのでちょっとターキーは飽きます。

 

日本で暮らしていたときは、三が日とかが忙しかったから、

なんだかちょっとさみしいような、恋しいようなそんな新年でした。

 

さて、今日は2020年一発目の記事!ということで・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際結婚について振り返る

 

 

 

 

 

 

をシリーズ化で書いてみたいと思います!

 

国際結婚…

私もむかーしは、「かっこいー!憧れるー!」と思っていた時期はありました。

 

きっとこれから結婚を考えているかたも

お付き合いしているかたと、いつかは・・・と考えている方に

結婚する前に、考えてほしいこと、確認したほうがいいこと、

私の後悔(おい)も含めて、書いていきたいと思います。

 

※イギリス人をベースにしているので、すべての国の人は当てはまらないかもしれません。

少しでも参考になれば。

 

 

 

 

 

 

結婚前にまず決めること、相手に確認することをまとめると

1.どちらの国に住むか、将来設計

2.家族との関係

3.金銭感覚

 

 

思いつくのはこの4点かな…(もっとあった気がするけど)

 

 

今回はどっちの国に住むか。

 

これはどの国際カップルにも悩ましい問題…

各々、状況によっても変わってくるかと思いますが、

 

例えば、

お相手が日本で働いているかたで、日本語もばっちし!なら、日本に住むのほうが

私はいいと思います。

 

いま、イギリスに住んで思うのは、日本に比べて本当不便です。

医療が無料というNHSの制度はいいところとはいい点なのですが、

風邪をひいても病院にたいていの人は行きません。

 

Boots(日本で言う、マツキヨ的な存在の薬局)やスーパーで市販されている薬を買って

自力で治す人が多いのです。たとえ、それがインフルエンザだとしても…。

 

なぜかというと、すべての診療所・病院はアポイントメント制だから。

緊急を除いて、しかもかかりつけの先生(イギリスではGPといいます)に診てもらえるのは、一週間先。

ちょ、先生、いましんどいので、いま診て…って気分ですよね…

 

日本のクリニックとかの身近な診療所っていう概念ではなくて

完全に外来みたいな診療所です。

 

だから、アポの時間に行っても1,2時間またされることも多々。

たまにアポの紙持っていったのに受付で確認できないから、受診できない!みたいなこともアリ。

入院するような大きな病院へは、かかりつけ医からの紹介でしか行くことはありません。

だから、薬局で簡単にお薬が買えるわけです…

 

私はまだ妊娠していないしていないので、わかりませんが

ウワサによると出産前はギリギリまで病院には行けず、したあとはすぐ退院というスパルタ!らしい。

日本だとお金はかかるけど、入院してゆっくりできるみたいだし、そいういう点は羨ましい。。。

 

セブンイレブンはどこにもないし

自動販売機もない。カップ麺もまずい!!!

お金かかってもサービスは日本が世界で一番だとおもいます。

 

 

こんな私が、なぜイギリスを選んだからというと、相方に理由があります。

PJ(相方)は、日本語全然喋れないし、同じものしか食べない偏食だし(魚嫌い、和食も基本嫌い、野菜嫌い)、暑いの駄目、さらにはイチャモン野郎なんです…

日本大好き!とかほざいてて

就職を夢見ていましたが、到底コイツに日本ぐらしは無理だと思いました。

やつは日本のお仕事スタイルも知らないし、就職も簡単だと思っていたのです。

 

日本で同じものしか食べない。

レストランで出た、ビールのスタイルに文句言う、

頼んだくせに、美味しくなかったら食べない…

イングリッシュブレックファーストが食いたいだの…

こんなんで、「コイツと日本で暮らすのは無理だ」

 

日本には「ホリデー」なんつうお休みなんて大企業に行かない限りないですよね。

イギリス人は大抵、年に2回くらい、2周間くらいまとまってお休みもらえます。

そして、そこでバケーションに行くわけです。うらやますぃ。

 

うちの相方だけかもしれないけど、完全週休2日あるだけでも御の字なのに、

週5で働くのがしんどーって言いますから。しかも、オフィス閉まるの早いのに!

残業しても30分くらい。

私なんて、働いてたときは、深夜1時に帰ったことあるんだからな。

ホリデーももらえていいじゃないの!それくらい我慢しろよ。。。と日々キレています笑

日本はしゃかりき働く国なのだよ、ナメルな日本を!!

「ボク、お休みほしいでーす、2周間!」なんつったら、完全にクビですよ。

相方のことだから、休みもらえなかったら仕事やめるタイプ。

 

1ヶ月で音を上げるのが容易に想像できたので、断固日本に住むのを拒否しました。

イギリスで仕事あるなら辞める必要ないし、ホリデーあるならその時に日本に帰省できる。

日本より、お休みに関してはイギリスのほうが融通ききますし

急に「ボクイギリス帰りたーい」なんて言われても仕事どうすんのよ!ってなるし

なによりイギリスはビザの問題があります。イギリスに相手は帰れても配偶者はタダでは長期の入国はできません。

そのときに、子供がいたら…どうなるのかな?

6ヶ月イギリスでの就職証明するためにしばらく、相手だけ先に戻るとして

すぐ就職できるかわからないし、その間はビザが取れるまで日本で妻子は残ることになる。

 

とにかく!将来どうして行きたいかの話し合いが相手とも自分とも大切ですね。

 

仮に日本で住んでも、仕事見つけられるのか

日本の働き方は大丈夫なのか

逆に相手の国の生活スタイルに自分はやっていけるのか。などなど

 

イギリスは就職事情が日本とほんとに異なるので、

私は現在、超苦戦中です。

イギリスでの経験がないと大抵は雇ってもらえません・・・(ロンドンだと変わるかもですが、私のような田舎の場合)

 

日本では学歴とか重視されがち、終身雇用の傾向ですが

イギリスは経歴スキル重視、転職バンザイの国です。

しかも大抵のひとは、最初に就いた仕事に転職後も就くことになるため、

だから仕事探しは慎重になるし、コネ入社も普通にあります笑

 

私も日本にいる間に、日本語教師の資格でも取っておけばよかったと

日々後悔しております(泣)

 

長くなりましたが、今日は将来設計について綴ってみました!

パートナーのかたとしっかり話し合って、

お二人が、幸せに暮らせる方法を見つけてくださいね★

 

写真は、ASDA(日本のイオン的なスーパー)で買える、

風邪とインフル用の薬です笑 お値段£1.75(約300円くらい?)