上越エリアに来るのは2回目
前回の旅は糸魚川をメインにし、上越市は通過するだけだったので、ちゃんと街を見たいねとずっと言っていたのでした
ようやく叶います

前回の上越エリアの旅
上越は上杉謙信の居城、春日山城があります
かわいい謙信くんがお出迎えです
お城自体は山1つをまるっと要塞にしたような大きな山城で、ちゃんと天守跡まで回るとなるとほぼハイキングです
この日も大変暑く、さすがにそれは無理だよとなり
せめて謙信公をお祀りしてる神社さんくらいはお参りしようと行ったのですが、なかなかの石段です
えっちらおっちらゆっくり登って
謙信公にごあいさつです
この銅像のところから眼下に広がるのが上越の街
上越の大きな街が見えます
謙信公はこの大きな街を見下ろしてどう思ってたのか気になります
街のにぎわいを嬉しく思うのか…
この街のたくさんの人々を統べる難しさを思うのか…
由緒正しき庶民は、ただただこの街を統治し、民を養っていた謙信公のすごさに思いを馳せるばかりです

さてお山を降りて市街地の方へ移動です
上越高田は雪深い街、雪に備え家の軒先を延ばし通路のようにした雁木通りが特徴です
その雁木通りの中に桶屋さんがあり、商売は少し前にやめてしまわれているけど中を見学できる場所がありました
中を見ると、なんだか見覚えがあります
家族3人でなんだか見たことあるよね、どこで見たかな?とコソコソ話していると解説の職員の方が
「ここ、長岡の博物館の雁木通りの模型になってる桶屋のモデルなんですよ」
というではありませんか!
なんとなんと!
本当に?
そんな偶然って、あるの?
一昨日見たあの模型の桶屋はここがモデル!
思わぬ所で思わぬ繋がりがあり、興奮がおさまらずうわあ、うわあ、としか言えぬ一家
それをニコニコしながらまあ奥へどうぞと家の作りを詳しく説明する職員さん
そもそもこの桶屋の一般公開、夏はお城の蓮の花が咲いている季節だけで、本当になんというタイミング!
ありがたい偶然でより楽しい旅になりました

帰りは謙信公が関東へ進軍したときに通ったであろう道をたどりながら戻ります
田んぼの稲が広がる中、ポツンとひときわ濃い緑色の枝豆畑を見つけると、ああ、新潟の田んぼだなあと嬉しくなります。お土産で買って帰らなくちゃ

上越エリアの地元スーパー「イチコ」であれこれ買って…
もちろん枝豆は2袋です。たっぷりいただきます
そうそう
上杉謙信の関東進軍は秋の収穫の後出発、関東で越冬というパターンが多かったようです
やはり雪深い領地での冬は不便だったんですかねえ
雪で進軍を阻まれぬうちに出てしまい、戻るに戻れぬから冬は関東に留まるということだったんですかね
戦と気候、密接に関わってるんだなと知ることのできた旅でもありました

今年も楽しい夏旅でした