今年も新潟へ旅をしてきました
坊君も高校生
あと何回行けるかな、それともずっと続くのかな

5時出発の予定なのに起きたのがAM4:50
うわー!とかなんとか言いながらバタバタと準備して30分遅れで出発です
何度か休憩の後関越トンネルを抜けて
ガーラの駅舎を見ると、いよいよ新潟に来たなという気持ちになります
今年は中越〜上越方面へ行こうとざっくりの方針を立て、まずは長岡で休憩と朝ごはんです
長岡も猛暑
冬、融雪のために道路に張り巡らされてる散水設備で打ち水をするほど
まずは新潟で初の食事です
新潟のソウルフード、フレンドの「イタリアン」とヤスダヨーグルトをいただきます
イタリアンは焼きそばの麺にミートソースが掛かったものといえばいいでしょうか。ショッピングセンターのフードコートで食べたのですが、ちょうどいい感じ。ザ・B級グルメなお料理
新聞大好き坊君は新潟の地元の新聞「新潟日報」を手に入れてご満悦です

一休みしたら移動して最初の目的地へ向かいます
長岡市の郊外にある「馬高遺跡」にある馬高縄文館です
縄文土器の中でも「火焔型土器」と呼ばれる土器が発掘された遺跡に建つ資料館です
縄文土器の中でも強烈な個性の火焔型土器
岡本太郎が「何だ、コレは!」と驚き、紹介したことで広く知られるようになり、国宝に指定されるものまで出ています
実用品で、食べ物を煮炊きしたり、貯蔵するための器になぜここまでの装飾を施したのか、当時の人々に会えたら聞いてみたくなります
…案外この方がオシャレでイケてるじゃない?なんて理由だったりして

この博物館の近くに新潟県立歴史博物館もあります
縄文から近現代の歴史資料が展示され、中でも縄文のムラの様子の模型と、雪国の雁木通りの町並みの模型はほぼ原寸大で臨場感があります
特に雁木通りの町並みの模型は桶屋、下駄屋、駄菓子屋、荒物屋といった商店街の空間に自分も入って疑似体験できるのがとても楽しいです
昭和40年代半ば〜50年代前半くらいまでの店の佇まいでしょうか。下駄屋さん、子供の頃お祭りで下駄の鼻緒が切れ、すげ直してもらったお店もこんなだったなあと懐かしくなったり、郷愁に誘われます
そしてこの展示、2階部分も作り込まれていて屋根の雪下ろしをする人々の様子の模型が!
これを見たあとで豪雪との戦いや、雪深い季節の人々の暮らしの資料展示を見ることになるので、雪の少ない関東圏の人間が見ても理解が深まります
展示スペースが広く、展示内容がもりだくさんなので、時間にゆとりを持って訪問すると良いと思います

外に出る頃、長岡駅へ向かうバスの最終便がそろそろ来ますというアナウンスがあり、もうそろそろ5時
宿のある柏崎へと向かいます

よく考えたら10時すぎに食べたイタリアンからこっち、なんにも食べてない!
お腹ペコペコで柏崎の駅前通りを散策しながら夕飯のお店を探していますと
え?
エッグタルトの幟?
お店はどう見ても町中華
しかもいい雰囲気の店構えです
エッグタルトはともかく期待できます

ほら、この餃子
絶対おいしいやつです
海が近いからか、岩のりラーメンもあります
揚げそばも頼みましょう
麺がサクサクで上のあんかけ野菜炒めのおいしいこと!
黒酢酢豚はあるとつい頼む一品
黒酢がしっかり効いてる
そしてそして
エッグタルト登場
カスタードクリームのこぼれ具合といい、出てきた瞬間優勝が約束されたようなものです
サクサクのパイ生地、フラワーペーストじゃない本物のカスタードクリーム、しかもたっぷり
中国茶と頂いたらいくらでも食べられそう
なるほど幟立てますよね、これは
すっかり大満足でお宿へ向かい、1日目は終了です
(つづきます)