サンゴジュナス、お聴きいただけたでしょうか?
気づいた方がコメントもくれましたが、サンゴジュナスとは漢字で書くと「珊瑚樹茄子」でトマトの古い呼び名だそうです!
珊瑚樹という植物に似ていることから名付けられたそうで、この言葉を知ってるとトマトがナス科だということも忘れずにすみますね!
トマトの曲はこれで2曲目ですが、「トマティンクルトン♪」とは真逆のアプローチの曲。同じ野菜でも色んな見方があった方が面白いかなと思います!
トマトは南米原産で、最初にヨーロッパに持ち込まれた頃はその真っ赤な色から毒があると思われ、食べられていなかったようです。
そんな話からアイディアを膨らませて、ファンタジーっぽい物語を考えました。
これまで古代ギリシャやローマ神話の曲を作ってきましたが、今回の舞台のイメージは中世ヨーロッパ。
もし不思議な実の言い伝えがあったら各国が手に入れるために争うだろうな。手に入れたらまずは人体実験かな。犠牲になるのは囚人かな。と空想していきました。
何となくですが僕が好きな映画「レ・ミゼラブル」のイメージも入ってる気がします。あとはポルノグラフィティの「カルマの坂」ですね。
こんなような内容の曲を中学生の頃に書いてて、当時は森の奥の剣を巡って争う物語だったんですが、それをトマトに変えて書き直した感じです。
曲に関して言うと最大の注目ポイントはやはりリズムですね。
3拍子と5拍子が入れ替わる曲にしてみました。
お世話になってる方と話してる中で5拍子の曲があったら面白いよねという話になってアイディアとしては以前からあったんですが、この曲は最初作った時は単純な3拍子でした。
ある時ふとサンゴジュナス→3・5ジュナスになるなと。これは3拍子と5拍子を入れ替えたら面白いなと思い作り直したのです。
でも3拍子のメロディーを5拍子にしたら歌詞の文字数が合わなくて修正するのに苦労した記憶が。
次に聴く時はどこで3拍子に変わるのかカウントしながら聴いてみると面白いかもしれませんよー!
谷井翔一INFORMATION
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