施設での介護のお仕事というと利用者のお世話…食事や排泄介助のイメージが強いと思いますが、最もキツイのがひと昔前には少なかった感染拡大防止対策。

 

 

 

 

まぁ昔からインフルエンザやノロウイルスなど、季節性の感染拡大防止策はあったんですが、皆さん知ってるコロナが本当しんどい。

年に数回頻繁に施設内で感染します。

 

飲食業界など、どこも同じでしょうが、ここ数年で消毒や検温などの余分な業務が増えました。ただでさえ多忙なのにこれがデフォルトの業務として乗っかかってきます。

 

代わりに昔はたくさんあった地域交流イベントがすっかりなくなり、その点は負担は減りましたが、利用者や地域の楽しみや理解、介護に興味を持って頂く機会が減ったことは悲しいですね。

 

 

こちらも大変でしたが前向きなしんどさ、やりがいがあったのでまだ感染対策よりモチベーションが上がっていたような気がします。

 

ここから大事なことを話しますが、感染者の看病もするわけですから

濃厚接触は避けられません。一般の方より

 

圧倒的に自分に感染するリスクは上がります。

 

お家に小さなお子さんや高齢者がいる場合、自分から感染させてしまうリスクがあることは了承して下さい。

感染対策中はホテルで泊まったり、それ用にセカンドハウスとしてワンルームを賃貸している職員もいますね。

そういうことがあるから、この仕事、住宅手当が出るところが多い理由かもしれません。

 

但し、介護従事者や高齢者施設は無料で優先的にワクチンを接種できる機会があったり、事業所が負担してワクチン接種を励行しているところもあります。

 

私の勤めている施設の母体は医院なので、施設内の付属診療所として休みを取って会場へ行かなくても勤務中に接種してくれます。

有料のワクチンでも施設負担で無料でしてくれます。

 

ハイリスクローリターンの職種ではありますが、いつの時代もどの世界もヒーローは必要です。